令和2年10月21日
農林水産省

~着任後初の国際会議で野上大臣から新型コロナ感染症拡大を踏まえたASEAN+3への貢献を発信~

令和2年10月21日(水曜日)ASEAN+3(ASEAN10カ国及び日中韓)農林大臣会合がテレビ会議形式で開催されました。我が国から野上農林水産大臣が出席し、コロナ禍を踏まえた食料安全保障強化に向けた取組をはじめとするASEAN+3間での協力等について議論しました。

1.ASEAN+3農林大臣会合

本日21日15時30分(日本時間)より、ASEAN+3農林大臣会合が、テレビ会議形式で開催され、我が国からは、当会合が着任後初の国際会議となる野上農林水産大臣が出席しました。今回の会合では、コロナ禍を踏まえたASEAN地域での食料安全保障強化に向けた取組をはじめとする農林分野での協力等について議論が行われました。

(参考)出席国等

ASEAN諸国:ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム

プラス3国:日本、中国、韓国

国際機関:東アジア・アセアン経済研究センター(ERIA)、アセアン+3緊急米備蓄(APTERR)事務局

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2.我が国発言等

野上農林水産大臣からは、新型コロナウイルス感染症流行下における食料や農業のサプライチェーンの強靱化及び食料安全保障の確保の重要性、APTERR(アプター:ASEAN+3緊急米備蓄)、AFSIS(アフシス:ASEAN食料安全保障情報システム)等を通じた我が国からASEAN諸国に対する支援などについて発言しました。
特に、APTERRについては、我が国はコロナ禍の影響にいち早く対応し、新型コロナウイルスの影響を受けた方々への対応が可能となる運用改善を行い、これを受け、我が国はミャンマー政府からの緊急要請に応じ、支援することを決定していることを発言しました。
本会合においては、ASEAN各国から日本の協力に謝意が示されるなど、我が国のASEAN地域における食料安全保障や農業開発への貢献を丁寧に説明することができたと考えます。
また、東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う日本産農林水産物・食品に対する輸入規制を維持する国に、早期の規制撤廃を求めました。

添付資料

第20回ASEAN+3農林大臣会合共同プレスステートメント(英文・和文)(PDF:223KB)

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