令和2年10月16日

鷲尾外務副大臣の2020年世界食料デー・イベントへの出席1

鷲尾外務副大臣の2020年世界食料デー・イベントへの出席2

 10月16日、国連食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所別ウィンドウで開く国連世界食糧計画(WFP)日本事務所別ウィンドウで開く及び国際農業開発基金(IFAD)別ウィンドウで開くの共催による2020年世界食料デー・イベント:「育て、養い、持続させる。共に。―未来をつくる私たちのアクション。」別ウィンドウで開くがオンラインで開催され、鷲尾英一郎外務副大臣はビデオメッセージにより出席したところ、概要は以下の通りです。

1 冒頭、来賓挨拶として鷲尾副大臣から、新型コロナウイルス感染症の拡大により世界の食料安全保障に深刻な影響が生じているなか、我が国として多方面において積極的な対応を行っている旨、また世界中の人々が安心して食料にアクセスするために食料システムの再構築に向けた世界的な議論と行動が求められており、2021年の「国連食料システムサミット別ウィンドウで開く」や、我が国が主催する「東京栄養サミット」などの機会を通じ、世界の食料安全保障のための様々な取組を実施していく旨述べました。また、先般のWFPによるノーベル平和賞受賞に祝意を述べました。

2 続いて、日比FAO駐日連絡事務所長から、新型コロナウイルス感染症の拡大による世界の食料のサプライチェーンへの影響や、小規模農家に対する支援の必要性等について解説が行われました。パネルディスカッションでは、農林水産省及び食料分野で活動する各国際機関からの代表が参加し、強靱で持続可能な食料システム及び食料安全保障の確保に向けて必要な行動について、活発な議論及び質疑応答が行われました。

3 本イベントは、オンライン形式で一般公開され、民間企業、NGO、学生、政府関係者等約180名が参加して、世界と日本の食料安全保障の課題についての理解を深めました。