令和2年10月8日
農林水産省

農林水産省は、今般、ハンガリーのバーチ・キシュクン県及びベーケーシュ県における鳥インフルエンザの清浄性を確認したことから、本日、当該県からの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置を解除しました。

1.経緯

ハンガリーのバーチ・キシュクン県のあひる農場において、高病原性鳥インフルエンザ(H5N8亜型)の発生が確認されたことから、令和2年3月以降、当該県からの生きた家きん、家きん肉等について輸入を一時停止していました。 
また、同国のベーケーシュ県の七面鳥及びがちょう農場において、高病原性鳥インフルエンザ(H5N8亜型)の発生が確認されたことから、令和2年5月以降、当該県からの生きた家きん、家きん肉等について輸入を一時停止していました。 

2.対応

今般、ハンガリー政府から我が国に提供された、バーチ・キシュクン県及びベーケーシュ県における鳥インフルエンザの防疫措置等の情報により、これらの県の家きんにおける同病の清浄性を確認しました。このため、本日付けで当該一時輸入停止措置(※)を解除しました。

※ 発生国又は地域から生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止するのは、我が国で飼養されている生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではありません。 

(参考)ハンガリーからの生きた家きん、家きん肉等の輸入実績

  2017年 2018年 2019年
生きた鶏のひな(羽) 0 12,335 0
(日本の総輸入量) (402,169) (514,381) (467,051)
家きん肉等(トン) 768 1,369 1,329
(日本の総輸入量) (1,068,322) (1,088,481) (1,092,956)
家きんの卵(トン) 0 0 0
(日本の総輸入量) (26,607) (26,747) (25,852)

出典:財務省「貿易統計」

(参考)
令和2年3月27日付けプレスリリース「ハンガリーのバーチ・キシュクン県及びチョングラード県(※2)からの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置について」
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/200327_6.html
令和2年5月1日付けプレスリリース「ハンガリーのベーケーシュ県からの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置について」
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/200501.html

※2 チョングラード・チャナード県(旧チョングラード県)からの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置は、令和2年9月2日に解除しました。

お問合せ先

消費・安全局動物衛生課

担当者:沖田、坂本
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ダイヤルイン:03-3502-8295
FAX番号:03-3502-3385