厚生労働省では、本日、「今後の人材開発政策の在り方に関する研究会報告書~コロナ禍を受けて産業・就業構造や働き方が変化する中での人材開発政策の当面の課題等を踏まえて~」を取りまとめましたので、公表します。
 
 この報告書は、有識者で構成される「今後の人材開発政策の在り方に関する研究会」(座長:武石 恵美子 法政大学キャリアデザイン学部教授)での議論をまとめたものです。
 報告書では、「Society5.0の実現に向けた人材の育成や「新たな日常」の下での職業訓練」や「労働者の自律的・主体的なキャリア形成支援」などについて有識者のご意見をまとめたほか、コロナ禍でデジタル化の更なる加速が予想されることなど、新型コロナウイルス感染症が及ぼす影響についても現時点で考えられる課題や留意点を盛り込んでおります。
 今後は、本報告書も踏まえつつ、労働政策審議会人材開発分科会において次期職業能力開発基本計画の策定に向けた議論が行われる予定です。