令和2年9月30日

 9月29日午前8時頃(ニューヨーク時間)から、「新型コロナウイルス時代とその後における持続可能な開発のための2030アジェンダのファイナンスに関するハイレベル会合」がオンライン形式で開催され、茂木外務大臣が参加し、発言を行いました。

1 茂木大臣は、持続可能な開発のための2030アジェンダの達成のためには、人間の安全保障の理念の下、新型コロナウイルス対策を行うことが決定的に重要であるとし、これまでの途上国への我が国の支援策について説明しました。

2 更に、茂木大臣は、ポストコロナ時代では、ESG投資やインパクト投資を活用し、民間資金動員を促進していくことが重要であることを強調し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、我が国が取組を強化していく旨述べました。

3 本会合には、国連加盟国から40か国以上の首脳級、約10国の閣僚級、国際通貨基金(IMF)や世界銀行などの国際機関の長、その他の開発資金に関するステークホルダーが参加し、新型コロナウイルスの影響を受けた途上国の経済を回復させるための施策について、それぞれの考えを表明しました。