日時 令和2年9月29日(火曜日)10時54分~10時58分 於: 本省7階講堂
主な質疑事項
  • Go To Eatキャンペーンについて
  • 群馬県で確認されたCSFへの今後の対応について

 

記者

  Go To Eatキャンペーンの関係をお伺いしたいんですが、オンライン予約のポイント付与事業について、10月1日以降の実施を目指すというふうにしていたと思いますけれども、1日から実施の目途というのはいかがでしょうか。あと、関連してなんですけれども、食事券の事業も全国で実施できる見通しがついてきたと思うんですが、農林水産業とか、食品産業の現状を踏まえて、このキャンペーンに寄せる期待感、意気込みというのを改めてお願いいたします。

大臣

  まず、ポイント事業についてでありますが、Go To Eat事業におきましては、事業者は、開始日の案をそれぞれの都道府県に相談することとなっております。全ての都道府県が10月1日からのポイント付与について、問題ない旨の回答をしていると聞いております。このため、準備が整った多くの事業者で、10月1日から開始されるということになると思います。Go To Eatキャンペーンはですね、新型コロナウイルス感染症により甚大な影響を受けました飲食業の需要を喚起をして、そして食材を供給する農林漁業者を応援することを目的としたものであるということで、期待をしております。

記者

  当初の予定どおり、10月1日から実施するという方向でよろしいですか。

大臣

  そうですね。準備の整った多くの事業者で、10月1日から開始されることになると思います。

記者

  群馬県で発生した豚熱についてなんですけれども、現場ではどういう対策がこれから求められていて、農林水産省としては今後どのように対応するのか伺います。

大臣

  豚熱につきましては、これまでですね、ワクチン接種、飼養衛生管理の徹底に関係者が一丸となって取り組んでまいりました。こうした中で、今般、約半年ぶりにですね、国内で発生をしたということは極めて残念に思っております。現在、農林水産省の専門チームが、当該農場の飼養衛生管理の状況を含めて、感染経路の調査を行っております。7月に改正家畜伝染病予防法が施行されまして、飼養衛生管理基準が見直されたわけでありますが、今回の事例は、飼養衛生管理の徹底が十分でなかったために発生したとも推察をされます。まずはCSFのまん延防止を図ることが第一であるために、農林水産省職員をですね、派遣をしますとともに、他県の獣医師職員等にも協力をお願いをして、当該農場における防疫措置を迅速に実施をしているところであります。今回の事例に鑑みて、全国の養豚農場に対して、改めて早期通報および飼養衛生管理を徹底するよう、指導を行ったところであります。

記者

  CSFに関連して、疫学調査チームが日曜日に現地入りしたと思うんですけども、現時点で感染経路について何か分かったことですとか、何か進展があれば教えてください。

大臣

  一昨日ですね、拡大豚熱疫学調査チームが農場に立入調査に入った訳でありますが、現在状況を精査しているところでありまして、その調査結果等についてはですね、確認する必要があると考えております。

報道官

  他にございませんでしょうか。よろしいですか。では、以上で終了します。ありがとうございました。

以上