令和2年9月29日
農林水産省

農林水産省は、今般、ドイツにおける鳥インフルエンザの清浄性を確認したことから、本日、当該国全土からの生きた家きん、同国バーデン・ビュルテンベルク州、ニーダーザクセン州及びザクセン・アンハルト州からの家きん肉等の一時輸入停止措置を解除しました。

1.経緯

令和2年2月にドイツのバーデン・ビュルテンベルク州のあひる農場、同年3月にニーダーザクセン州の七面鳥農場、同年4月にザクセン・アンハルト州の七面鳥農場において、高病原性鳥インフルエンザ(H5N8亜型)の発生が確認されたことから、令和2年2月以降、当該国全土からの生きた家きん及び当該州からの家きん肉等について輸入を一時停止していました。 

2.対応

今般、ドイツ政府から我が国に提供された鳥インフルエンザの防疫措置等の情報により、当該州の家きんにおける同病の清浄性を確認しました。このため、本日付けで以下の一時輸入停止措置を解除しました。

【生きた家きん】
ドイツ全土

【家きん肉等】
バーデン・ビュルテンベルク州、ニーダーザクセン州及びザクセン・アンハルト州

※ 発生国又は地域から生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止するのは、我が国で飼養されている生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではありません。 

(参考)ドイツからの生きた家きん、家きん肉等の輸入実績

  2017年 2018年 2019年
家きん肉等(トン) 7 6 6
(日本の総輸入量) (1,068,322) (1,088,481) (1,091,970)
家きんの卵(トン) 599 919 858
(日本の総輸入量) (26,607) (26,747) (25,843)

出典:財務省「貿易統計」

※ 2017年から2019年までの3年間、ドイツからの生きた家きんの輸入実績はありません。

(参考)
令和2年2月12日付けプレスリリース「ドイツからの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置について」
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/200212.html
令和2年3月24日付けプレスリリース「ドイツのニーダーザクセン州からの家きん肉等の一時輸入停止措置について」
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/200324.html
令和2年4月1日付けプレスリリース「ドイツのザクセン・アンハルト州からの家きん肉等の一時輸入停止措置について」
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/200401.html

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消費・安全局動物衛生課

担当者:井川、坂本
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