令和2年9月25日

 9月25日、高級事務レベルによる日米豪印協議がテレビ会議形式で実施されました。(日本からは山田重夫総合外交政策局長、豪州からはヘイハースト外務貿易省副次官、インドからはラオ外務省米州局長及びスリヴァスタヴァ東アジア局長、 米国からはスティルウェル国務次官補及びトンプソン首席国務次官補代理(南・中央アジア担当)が出席。)

1 参加者は、新型コロナウイルス感染症がインド太平洋地域に与える戦略的影響について議論を行い、引き続き地域の各国と緊密に連携していくことを確認しました。

2 参加者は、質の高いインフラ、海洋安全保障、テロ対策、サイバーセキュリティ及び人道支援・災害救援などで実践的な協力を更に進めることで一致するとともに、地域情勢についても意見交換を行いました。

3 参加者は、ASEANの一体性及び中心性とASEAN主導の地域枠組に対する強固な支持を再確認するとともに、「インド太平洋に関するASEANアウトルック」に対する全面的な支持を再確認しました。また、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、より多くの国々との連携を深めていくことで一致しました。

4 参加者は、閣僚レベルによるものを含め、今後も定期的に協議を行い、自由で、開かれ、繁栄し、ルールに基づく、包摂的なインド太平洋を支えるための実践的な協力を推進することで一致しました。