2020年9月25日

経済産業省では、我が国企業の国際展開や、海外での業況を把握することを目的に、我が国企業の海外現地法人の海外事業活動に関する調査を実施し、四半期毎に公表しています。この度、2020年4~6月の調査結果を取りまとめました。
我が国企業の海外現地法人における売上高(2020年4~6月、ドルベース)は、前年同期比で6期連続の減少となりました。

1.結果概要

(1)売上高

売上高(全地域合計)は、前年同期比-32.2%と6期連続の減少となりました。
地域別(北米、アジア、欧州)にみると、構成比の高いアジア(構成比55.9%)は、同-24.1%と6期連続の減少となり、特に輸送機械が減少となりました。
また、北米(同26.1%)は、輸送機械が減少し同-42.4%と3期連続、欧州(同12.2%)は、同-31.0%と8期連続の減少となりました。

(2)設備投資額

設備投資額(全地域合計)は、前年同期比-26.7%と3期連続の減少となりました。
地域別にみると、構成比の高いアジア(構成比50.9%)は、同-32.3%と3期連続で減少となり、特に輸送機械が減少となりました。
また、北米(同30.1%)は、同-15.7%と2期連続の減少、欧州(同11.9%)は、同-27.2%と3期連続の減少となりました。

(3)従業者数

従業者数(全地域合計)は、前年同期比-4.8%と5期連続の減少となりました。
地域別にみると、構成比の高いアジア(構成比68.3%)は、同-5.5%と5期連続の減少となり、特に輸送機械と電気機械が減少となりました。
また、北米(同13.9%)は、同-4.9%と2期連続の減少、欧州(同10.1%)は、同-1.6%と2期連続の減少となりました。

2.ホームページのご案内

本調査結果の資料は、こちらのホームページにて閲覧・ダウンロードが可能です。

海外現地法人四半期調査 調査の結果

関連資料

関連リンク

担当

調査統計グループ 企業統計室長 沓澤
担当者:野村、引野

電話:03-3501-1511(内線 2907)
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