環境省・新着情報
令和2年9月14日
水・土壌
「海ごみゼロアワード2020」の結果発表について
<日本財団同時発表> 環境省と日本財団の共同事業である、国内における海洋ごみ対策の優れた取組を募集・表彰して発信する「海ごみゼロアワード2020」について、この度、受賞者が決定しましたのでお知らせします。なお、本内容は、本日9月14日に都内で開催した「海ごみゼロアワード2020表彰式」において発表・表彰しました。受賞された取組は、プラスチック・スマート(http://plastics-smart.env.go.jp/)を通じて、広く国内外に発信します。
■ 選定方法
募集期間である、令和2年2月18日~同年5月13日に応募があった計314件(アクション部門:249件、イノベーション部門:65件)から、外部審査委員による審議を経て活動を選定
■ 受賞者
【賞】 奨励金 |
活動名 |
団体名 |
特筆点 |
【最優秀賞】 100万円 |
ヴァンフォーレ甲府エコスタジアムプロジェクト |
株式会社ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ |
試合中に廃棄される使い捨て容器を削減するため、リユース容器を導入した。回収率を上げるため飲食売店は「デポジット方式」で販売し、NPOと連携することでドリンク、フード等計11種類もの食器のリユース化を可能にした。 |
<部門別> |
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①アクション部門 |
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【環境大臣賞】 50万円 |
海岸清掃をエンターテイメントに!表浜50km丸ごと清掃 |
任意団体 BLUE WALK |
学生主体で企画・運営している活動。海岸清掃をエンターテイメト化し、若者たちを巻き込んだ合宿形式の環境教育も実施しながら、表浜50㎞で清掃活動を実施している。 |
【日本財団賞】 50万円 |
クリーンツーリズム |
特定非営利活動法人パートナーシップオフィス・合同会社とびしま ※2団体の合同受賞 |
高齢・過疎化が進む離島で、小中学生の親子を対象とした環境教育を実施したり、行政や NPO、県内外の学生等と連携した清掃活動を実施するなど、幅広い世代・団体を巻き込んだ海洋ごみ対策モデルを確立した。 |
【AEPW賞】 50万円 |
高校生による国際的な海洋プラスチックごみの研究と対策活動 |
福井県立若狭高等学校マイクロプラスチック研究チーム |
海ごみ問題の解決へ向けて、台湾、フィリピン、シンガポール、アメリカの高校生と連携し、海水面、砂浜、生物を対象としたプラスチックの分布と種類の調査方法を開発した。 |
②イノベーション部門 |
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【環境大臣賞】 50万円 |
mymizu:使い捨てプラスチック消費を減らすことを始め、持続可能なライフスタイルを簡単に、楽しく! |
一般社団法人Social Innovation Japan |
無料で給水できる場所を簡単に探せる日本初のアプリの開発を始め、デジタルコンテンツ、ワークショップ、コンサルティング、教育プログラムや協同プロジェクトを通し環境保護の重要性について考えてもらうきっかけを作り、新たな社会の波を起こすことに取り組んでいる。 |
【日本財団賞】 50万円 |
リサイクルペットボトルサングラスの開発 |
有限会社ウチダプラスチック |
国内1位のメガネ産地である福井県鯖江市で、破棄されたプラスチックごみをサングラスとして再利用生産する技術開発。作成が難しい フレーム部分には、独自の技術を応用。 |
【AEPW賞】 50万円 |
捨てられている海洋プラスチックを二度と捨てられない美しい工芸品に「buøy」 |
Plas+tech project (株式会社テクノラボ) |
様々な種類の樹脂が混ざったプラスチックごみを成型する技術を開発。本来のごみの色や模様を生かす形で工芸品として長く使える製品を作り上げ、販売をしている。 |
【審査員特別賞】 20万円 |
複合リモートセンシングとAIによる海洋プラスチックの自動検出 |
仙台高等専門学校 |
AIを用いて、地中レーダーとドローンによる砂浜沈下・表層のプラスチックを検出・定量化するための研究を実施。プラスチックごみの現状把握、回収効率化、削減に幅広い応用が可能である。 |
※ 海ごみゼロアワードHP(https://uminohi.jp/umigomizero_award2020/)でも結果を公開しています。
※ 受賞者への取材を希望される場合には以下の日本財団お問合せ先まで御連絡ください。
【日本財団事業に関するお問合せ先】
〒107-8404東京都港区赤坂1-2-2日本財団ビル
TEL: 03-6229-5131 FAX: 03-6229-5130 E-mail: pr@ps.nippon-foundation.or.jp
広報担当:日本財団 広報チーム 北川(070-7539-5512)
事業担当:日本財団 海洋事業部 高階(070-3623-9607)
連絡先
環境省水・大気環境局水環境課海洋環境室
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-9025
室長 山下 信 (内線 6630)
室長補佐 飯野 暁 (内線 6631)
担当 吉田 高大 (内線 6639)