令和2年9月4日
水産庁

~ICTを活用した漁港漁場施設の管理や機能保全の効率化の推進~

水産庁では、ICTを活用し水産基盤整備事業等の効率化・高度化を推進するため、全国のICT活用事例を取りまとめて横展開が図られるよう、事例集を作成しましたので公表します。

ICT活用事例の画像

1.趣旨

 平成29年度を初年度とする「漁港漁場整備長期計画(平成29年3月28日閣議決定)」では、ICTを活用した漁港漁場施設の管理や機能保全の効率化を推進していくこととしています。
 また、令和元年6月に改正された「公共工事の品質確保の促進に関する法律」においても、基本理念及び発注者・受注者の責務として情報通信技術の活用等を通じた生産性の向上が明記されました。
 そこで、水産庁では、ICTを活用し水産基盤整備事業等の効率化・高度化を推進していくため、このたび、全国の活用事例を取りまとめましたので公表します。

2.内容

 水産基盤整備事業で活用された、もしくは活用が期待できる他分野のICT活用事例38例について、調査、計画、設計、施工、維持管理の段階ごとに整理しました。個別の事例については目的・概要・効果・適用範囲・参考となる情報を整理して記載しています。
 また、活用技術ごとの検索を容易にするため逆引きを作成するとともに、ICTの活用が促進されるように、設計図書への記載方法や経費の発注者負担の有無の事例も記載しています。
 本事例集が、これからICT技術活用にチャレンジする企業や地方公共団体の参考となることを期待するとともに、これらの事例をもとに新たな活用方法の開発等につながっていくことを期待しています。

「水産基盤整備事業のICT活用事例集」は下記のURLからご覧いただけます。
https://www.jfa.maff.go.jp/j/seibi/ict_katuyou.html

<添付資料>
報道発表資料(PDF : 407KB)

お問合せ先

漁港漁場整備部整備課

担当者:山﨑、中瀬、河合
代表:03-3502-8111(内線6880)
ダイヤルイン:03-6744-2390
FAX番号:03-3502-2668