(令和2年9月1日(火)10:05~10:09 於)復興庁6階記者会見室)

1.発言要旨
   おはようございます。
  まず1点目でございます。
  一昨日、8月30日日曜日に福島市を訪問させていただき、「第21回原子力災害からの福島復興再生協議会」に出席し、私が議長を務めました。
  協議会では、内堀知事を始めとする地元の皆さんから、第2期復興・創生期間における支援の継続、移住・定住の促進、特定復興再生拠点区域外のあり方、風評の払拭、国際教育研究拠点、ALPS処理水の取扱い等について、幅広い御意見をいただきました。
  また、協議会の最後に内堀知事から、市町村ごとに復興のステージが異なること、ウィズコロナ、ポストコロナ時代への対応の必要性について共有したいとのお話がございました。
  皆様から頂いた御意見をしっかりと受けとめ、第2期復興・創生期間においても福島の復興に全力を尽くしてまいります。
  2点目であります。
  先月28日に安倍総理が辞任の意向を表明されました。安倍総理は、一貫して東日本大震災からの復興を内閣の最重要課題として掲げ、政府の総力を挙げて取り組んでこられた結果、復興は大きく前進しております。
  先月28日の会見でも、総理は現内閣の実績として第一に「東日本大震災からの復興」を挙げられ、「東北の復興なくして日本の再生なし」と熱く語っておられました。
  私も復興大臣として安倍総理と同じ想いでございまして、1日も早い復興に向けて、引き続き全力を尽くしてまいりたいと考えております。
  3点目であります。   「防災の日」である本日は、南海トラフ地震を想定して緊急災害対策本部会議の開催などの訓練が実施されました。
  私も官邸まで徒歩で参集したところであります。今回の訓練を通じて、私自身も防災・減災の大切さを再確認し、東日本大震災からの教訓を後世に継承していく必要性を改めて痛感しておるところでございます。
  以上でございます。

2.質疑応答
(問)冒頭の発言でもありましたが、安倍総理が辞任ということで、復興を進めていく上で、次の総理大臣はどのような方が望ましいとお考えでしょうか。
(答)総理は首班指名の中で選任されるということでございますけれど、復興大臣の立場からすれば、東日本大震災の復興につきまして、今までどおりしっかりと復興を第一に掲げて取り組んでいただく総理を期待申し上げたいと、このように思っておるところでございます。
  ありがとうございました。

(以  上)