令和2年9月3日
農林水産省

農林水産省は、今般、アメリカ合衆国(以下「米国」という。)カリフォルニア州における鳥インフルエンザの清浄性を確認したことから、本日、当該州からの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置を解除しました。

1.経緯

米国カリフォルニア州の七面鳥農場において低病原性鳥インフルエンザ(H7N3亜型)の発生が確認されたことから、平成30年9月以降、当該州からの生きた家きん、家きん肉等について輸入を一時停止していました。 

2.対応

今般、米国政府から我が国に提供された、当該州における鳥インフルエンザの防疫措置等の情報により、当該州の家きんにおける同病の清浄性を確認しました。このため、本日付けで当該一時輸入停止措置(※)を解除しました。

※ 発生国又は地域から生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止するのは、我が国で飼養されている生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではありません。 

(参考)米国からの生きた家きん、家きん肉等の輸入実績

  2017年 2018年 2019年
生きた鶏のひな(羽) 121,527 171,041 105,438
(日本の総輸入量) (402,169) (514,381) (467,051)
家きん肉等(トン) 22,788 19,126 18,293
(日本の総輸入量) (1,068,322) (1,088,481) (1,091,970)
家きんの卵(トン) 11,467 9,361 7,770
(日本の総輸入量) (26,607) (26,747) (25,843)

出典:財務省「貿易統計」

※米国農務省(USDA)発表の統計(2019年)によれば、米国の総生産量に占めるカリフォルニア州の割合は、鶏肉については5.9%以下、卵については約3.4%。

(参考)
平成30年9月10日付けプレスリリース「米国カリフォルニア州からの生きた家きん、家きん肉等の輸入一時停止措置について」
https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/180910_11.html

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