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令和2年度地方財政審議会(7月21日)議事要旨

日時

令和2年7月21日(火)10時30分~11時55分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委員)堀場 勇夫(会長) 宗田 友子 植木 利幸
            野坂 雅一     星野 菜穂子
 
(説明者) 自治財政局地方債課 課長補佐 南里 明日香
       自治財政局地方債課 管理官 山中 学
                自治財政局財政課 企画官 山本 周
 

議題

(1) 令和2年度における当せん金付証票(年末ジャンボ・年末ジャンボミニ)の発売許可について
 今回の議題は、当せん金付証票法に基づき、令和2年度における当せん金付証票(宝くじ)の発売について許可するに際し、当せん金付証票法第4条第3項の規定に基づき、審議するものである。

(2) 令和2年度地方債に係る同意等(一次協議分・国の補正予算(第1号)分)について
 今回の議題は、地方公共団体からの協議又は許可申請に対して総務大臣が同意又は許可するに際し、地方財政法第5条の3第11項又は同法第5条の4第7項の規定に基づき、審議するものである。

(3) 経済財政運営と改革の基本方針2020について
 今回の議題は、令和2年7月17日に閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針2020について、説明を受けるものである。

資料

説明資料(1)
説明資料(2)
説明資料(3)
説明資料(4)

要旨

I 議題「(1)令和2年度における当せん金付証票(年末ジャンボ・年末ジャンボミニ)の発売許可について」
 
 標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
 
(主な内容)
○ ドリームジャンボ、サマージャンボの売上はどうか。
→ ドリームジャンボについては、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、売場での販売自粛やテレビCMの中止等の影響で売上が落ち込んだが、サマージャンボについては、出だしの売上は前年度より好調な状況。

 
II 議題「(2) 令和2年度地方債に係る同意等(一次協議分・国の補正予算(第1号)分)について」

 標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
 
(主な内容)
○ 緊急浚渫推進事業債について各自治体からの要望で創設されたと聞いている。計画額と比べて協議額が少ないが、何故か。
→ 緊急浚渫推進事業債は、本年度からスタートした事業であり、関係省庁と連携して、浚渫についての事業計画の作成を行う必要があり、現在、作成中の団体が多い。今後、9月臨時協議以降での協議等が増加すると見込んでいる。
 
○ コロナ禍において地方債同意等への影響は何かあるか。
→ コロナ禍により、資金不足の発生が見込まれる公営企業について、特別減収対策企業債が発行できるようにした。金額については、交通事業、病院事業、観光その他事業の事業債の内数に含まれている。

 
III 議題「(3)経済財政運営と改革の基本方針2020について」
 
 標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
 
(主な内容)
○ 防災・減災、国土強靱化については、3か年緊急対策後、どのような取組を求められているのか。
→ 骨太の方針2020においては、「中長期的視点に立って具体的KPI(数値)目標を掲げ(中略)必要・十分な予算を確保し」とされているが、具体的な対応については、まずは各省庁が来年度の予算要求の中で検討することになると考えている。
 
○ デジタル・ニューディールのうち、デジタル基盤の標準化については、今後どのような取組が進められるのか。
→ 現状、各地方団体において様々なシステムが使用されているが、今後の基幹系業務システムの標準化に向け、標準仕様書の作成などが検討されていると承知している。

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