2020年8月28日

8月27日、28日、ASEAN関連経済大臣会合(テレビ会議形式)が開催され、「日メコン経済大臣会合」、「日ASEAN経済大臣会合」、「ASEAN+3(日中韓)経済大臣会合」に梶山経済産業大臣が出席しました。

1.日メコン経済大臣会合

  • 8月27日(木曜日)、メコン地域5カ国(カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナム)との対話枠組みである第12回日メコン経済大臣会合(テレビ会議形式)が開催され、日本からは、梶山経済産業大臣が出席しました。
  • 本会合では、2009年以降、日メコンの産業協力を推進してきました。2015年には、メコン地域の産業発展の道筋を示す「メコン産業開発ビジョン」を策定しました。また、外部環境の変化を踏まえ、昨年8月には、「メコン産業開発ビジョン2.0」として改訂しました。
  • 今回の会合では、COVID-19感染拡大の影響を踏まえつつ、メコン地域における産業協力を前進させる必要性を再確認しました。また、本ビジョンの実現に向けて、具体的なプロジェクトを盛り込んだ「ワークプログラム」に合意し、共同メディア声明を発出しました。

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2.日ASEAN経済大臣会合

  • 8月28日(金曜日)、ASEAN及びその加盟10カ国との間で第52回日ASEAN経済大臣会合(テレビ会議形式)が開催され、日本からは、梶山経済産業大臣が出席しました。
  • 今回の会合では、COVID-19感染拡大を受け、7月の日ASEAN経済大臣特別会合において発出された「日ASEAN経済強靱化アクションプラン」に盛り込まれたプロジェクトの進捗について共有しました。
  • また、アクションプランの具体化を図りながら、近年、ASEANが直面する「様々な社会課題の解決」と「経済成長の実現」の同時達成を目指すべく、日ASEAN協力を継続的に議論する「イノベーティブ&サステナブル成長対話(Dialogue for Innovative and Sustainable Growth)」の立ち上げに合意しました。今後、テーマを複数選定し、日ASEAN双方の産業界や学界の幅広い関係者が参加するウェビナーをシリーズで開催していきます。

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3.ASEAN+3(日中韓)経済大臣会合

  • 8月28日(金曜日)、第23回ASEAN+3経済大臣会合(テレビ会議形式)が開催され、ASEAN及びその加盟10ヶ国、中国、韓国の閣僚等とともに、日本からは、梶山経済産業大臣が出席しました。
  • 今回の会合では、COVID-19感染拡大が地域及び世界経済に与えた影響に関する意見交換が行われました。
  • 6月のASEAN+3特別経済大臣会合で発出された「COVID-19感染拡大による経済的影響の緩和に関するASEAN+3経済大臣共同声明」を実行に移すため、「COVID-19感染拡大による経済的影響の緩和に関するASEAN+3アクションプラン」が承認されるとともに、共同メディア声明が発出されました。

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※共同メディア声明については後日掲載

4.東アジア経済大臣会合

  • 8月28日(金曜日)、第8回東アジア経済大臣会合(テレビ会議形式)が開催され、ASEAN及びその加盟10ヶ国、中国、韓国、豪州、ニュージーランド、インド、米国、ロシア、ERIA(東アジア・アセアン経済研究センター)が参加し、日本からは、梶山経済産業大臣の代理として田中経済産業審議官が出席しました。
  • 今回の会合では、COVID-19感染拡大によってもたらされた地域の経済影響や、今後の経済回復に向けた方策についての意見交換が行われるとともに、共同メディア声明が発出されました。

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※共同メディア声明については後日掲載

担当

日メコン経済大臣会合
通商政策局アジア大洋州課 参事官 布施 吉章
担当者: 木村

日ASEAN経済大臣会合
通商政策局アジア大洋州課長 藤澤 秀昭
担当者: 菊池、蓮

ASEAN+3(日中韓)経済大臣会合、東アジア経済大臣会合
通商政策局アジア大洋州課長 藤澤 秀昭
担当者: 伊藤、松本

電話:03-3501-1511(内線 3011)
03-3501-1953(直通)
03-3501-5898(FAX)