国交省・新着情報
河川堤防の「変状検知システム」を公募します
~洪水時における河川のリアルタイム情報の充実に向けて~
令和2年8月28日
近年、台風や前線の影響により、施設能力を上回る洪水が頻発しており、これに対し、国土交通省では、災害対応の効率化を図るため、氾濫発生に関するリアルタイム情報の充実に取り組んでいます。 このたび、堤防の決壊を目視によらず早期に確認することを目的とし、越水や侵食に伴う河川堤防の変状を捉える「変状検知システム」を、民間企業等から公募します。応募のあった技術のうち選考された技術については、性能確認のための試験を実施します。 |
応募期間:令和2年8月28日(金)~令和2年9月18日(金)
公募技術:「変状検知システム」として求める技術は以下のAまたはBとする。
A)堤防天端高が10㎝程度低下することを即時に検出可能なシステム
B)堤防天端幅が1m程度欠損することを即時に検出可能なシステム
【公募技術に求める要件】(全て満たすべき要件)
[1]河川堤防の数百mから数km区間に設置することを想定しており、
区間内で変状が発生した箇所を即時に特定することが可能なこと。
[2]昼夜・天候を問わず、変状を検知可能なこと。 等
【公募技術に期待する要件】(具備することが期待される要件)
[1]導入コストが低価格であること。設置費込みで100mあたり
300万円以内とする。
[2]堤防周辺における河川利用や交通の妨げとならないこと。 等
公募主体:国土技術政策総合研究所河川研究部河川研究室
※公募内容の詳細は以下のページをご覧ください。
公募の掲載HP(http://www.nilim.go.jp/lab/fbg/gijyutsukoubo.html)
性能確認のための試験イメージ
お問い合わせ先
- 国土交通省水管理・国土保全局河川計画課河川情報企画室課長補佐 中元、係長 高橋
-
TEL:03-5253-8111
(内線35375,35345) 直通 03-5253-8446
- 国土技術政策総合研究所河川研究部 河川研究室長 福島
- TEL:029-864-2758