環境省・新着情報

令和2年8月28日

大気環境
保健対策

熱中症警戒アラート(試行)と日傘レンタルサービスとの連携について

環境省と気象庁は、熱中症予防対策に資する効果的な情報発信として、令和2年7月1日(水)から「熱中症警戒アラート(試行)」を関東甲信地方において先行的に実施しています。これに伴い、更なる熱中症予防の推進のため、環境省が株式会社Nature Innovation Groupと連携することにより令和2年8月28日(金)から、熱中症警戒アラート(試行)が発表された日には「傘レンタルサービス」が無料で利用できるようになりました。

1.背景
令和2年7月1日(水)から、環境省と気象庁が連携して、関東甲信地方の1都8県(東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県、山梨県、長野県)で、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境となることが予測される際に、新たに暑さへの「気づき」を呼びかけ、国民の熱中症予防行動を効果的に促すための「熱中症警戒アラート(試行)」を先行的に実施しています。8月以降、連日にわたり、熱中症警戒アラート(試行)を発表してきたところですが、依然として熱中症で救急搬送される方が多くいる現状にあります。9月以降もしばらくの間、残暑が続くことが予想されるため、引き続き個々人が熱中症予防に努めていただくことが重要です。そこで、環境省は、傘レンタルサービス(アイカサ)を行っている株式会社Nature Innovation Groupと連携し、熱中症予防の一環として、日傘(晴雨兼用傘)の積極的な活用の取組を進めることといたしました。

2.傘レンタルサービスとの連携について
熱中症警戒アラート(試行)と株式会社Nature Innovation Groupの運営する傘のレンタルサービス(アイカサ)(https://www.i-kasa.com/ )が連携して、関東甲信地方のいずれか1都県ででも熱中症警戒アラート(試行)が発表された日には、日傘(晴雨兼用傘)が無料で利用(スポットが存在する東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県、スポット数約450カ所)できるようになりました。無料にすることでより多くの方に日傘を御活用いただき、個々人による熱中症予防を積極的に進めていただくことが期待されます。なお、同レンタルサービスは、使い捨てビニール傘廃棄問題に着目したサービスでもあり、廃棄プラスチックの削減にも貢献出来ることが見込まれております。

3.傘レンタルサービスの利用方法
・利用者登録

・レンタル傘を借りる

・レンタル傘を返す
イメージ図

(参考1)
○「熱中症警戒アラート(試行)」の先行実施について
http://www.env.go.jp/press/108118.html

(参考2)
○傘レンタルサービス(アイカサ)の利用方法詳細、及びレンタルスポット一覧
https://www.i-kasa.com/

(参考3)
○シェアリングサービスによる日傘の活用推進について~渋谷区、台東区も賛同~
http://www.env.go.jp/press/107061.html

(参考4)
○日傘利用による効果の定量的検証
https://adaptation-platform.nies.go.jp/db/measures/report_095.html

(参考5)
○環境省熱中症予防情報サイト
https://www.wbgt.env.go.jp/

連絡先
環境省大臣官房環境保健部環境安全課
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8261
課長 太田志津子 (内線 6350)
課長補佐 福嶋 慶三 (内線 6359)
主査 石橋 七生 (内線 6365)
環境省水・大気環境局大気環境課大気生活環境室
代表 03-3581-3351
直通 03-5521-8300
室長 東  利博 (内線 6540)
室長補佐 石関 延之 (内線 6541)
係員 永田 佳之 (内線 6578)
担当 大堀 裕之 (内線 6542)

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