2020年8月28日

特許庁は、スタートアップの成長を事業と知財の両面で加速させる知財アクセラレーションプログラム「IPAS2019」の成果発表会「Demo Day」をオンライン開催します。Demo Dayでは、2019年度支援先企業がIPAS2019を通じて得られた成果を発表します。オンラインで御覧いただけますので、ぜひ御参加ください!

1.知財アクセラレーションプログラム(IPAS)

IPASは、スタートアップの成長を、事業と知財の両面で加速していくプログラムです。
スタートアップにとって、革新的な技術やアイデアといった知財は、競争力の源泉です。しかしながら、創業期は、ビジネスの立ち上げに注力する余り、これら知財を最大限活用し、企業の成長に結びつけるための知財戦略をもたないまま、ビジネスを進めてしまいがちです。この結果、技術・アイデアの流出、模倣品の出現や収益化の失敗などが起こり、競争力を失うという事態に陥ってしまいます。
本プログラムは、支援先企業の課題や要望に対応した知識、スキルを持つビジネス専門家と知財専門家からなる「知財メンタリングチーム」が組織され、支援先企業が事業戦略の診断・ブラッシュアップを行い、事業戦略に連動した知財戦略を構築していくことをサポートするものです。

2.IPAS2019 Demo Day(成果発表会)

IPAS2019では、応募総数111社の中からビジネスの将来性や知財支援の必要性等の観点で選ばれた15社に対し、3か月間のメンタリングを行いました。Demo Dayでは、支援先企業よりIPAS2019を通じて得られた成果を発表します。

日時

2020年9月18日(金曜日) 16時~18時

参加形態

オンライン配信

プログラム(予定)

16時-16時15分 IPAS概要説明(特許庁)
16時15分-17時 第一部:成果発表ピッチ
17時-18時 第二部:座談会
※各プログラムの時間は多少前後する可能性があります。
※登壇企業は現在調整中です。

お申込み方法

視聴を希望される方は、こちら外部リンクより参加登録をお願いいたします。

新型コロナウイルス感染症の対策について

  • 新型コロナウイルス感染症の対策として、参加形態はオンライン配信のみとなります。
  • 新型コロナウイルス感染症の今後の感染の広がり等を踏まえて、プログラムや実施形態に変更が生じる可能性があることをあらかじめ御了承ください。

IPAS2019 支援先企業一覧(50音順)

株式会社 Alivas(東京都文京区 代表:田島 知幸)外部リンク
薬剤治療に不応性の難治性慢性便秘に対する治療手段が限られているという現状を変えるため、難治性便秘に対する新治療用医療機器を開発

株式会社 エイシング(東京都港区 代表:出澤 純一)外部リンク
超軽量動作・高速データ処理・リアルタイム学習・スタンドアローンという特徴を備えた機械組み込み型AIアルゴリズムの開発

株式会社 エー・スター・クォンタム(東京都港区 代表:船橋 弘路)外部リンク
量子コンピュータのプラットフォーム、共通ライブラリの開発

QunaSys 株式会社(東京都文京区 代表:楊 天任)外部リンク
量子物理学を表舞台に引き出し、量子性を積極的に利用した量子コンピュータなどの量子技術の実用化手法を開発

スペースリンク 株式会社(神奈川県川崎市 代表:阿部 晃城)外部リンク
大容量・急速充電・安全性・長寿命・低コストという特徴を兼ね備えた「グリーンキャパシタ™️」の開発

株式会社 セツロテック (徳島県徳島市 代表:竹澤 慎一郎)外部リンク
受精卵エレクトロポレーション法を用いた遺伝子改変(ゲノム編集)マウスを簡便かつ高効率に作成できる手法を開発

株式会社 坪田ラボ(東京都新宿区 代表:坪田 一男)外部リンク
近視、ドライアイ、老眼に革新的なソリューションを開発する慶應大学発ベンチャー

BionicM 株式会社(東京都文京区 代表:孫 小軍)外部リンク
ロボット工学を応用し、様々なセンサーによって姿勢や動作を認識し、生体工学に基づいた制御を行い、ユーザーの動きをアシストする義足の開発

パイクリスタル 株式会社(千葉県柏市 代表:伊藤 陽介(支援当時))外部リンク
東京大学で開発された有機半導体単結晶技術を応用し、柔らかく、薄く、軽く、安価なデバイスの作成

株式会社 Photo electron Soul(愛知県名古屋市 代表:鈴木 孝征)外部リンク
半導体フォトカソード技術を利用した電子ビーム生成装置の開発

株式会社 ブレイゾン・セラピューティクス(東京都文京区 代表:戸須 眞理子)外部リンク
主に中枢神経領域を対象とした医薬品、診断薬、研究用試薬などの研究開発

株式会社 メタジェン(山形県鶴岡市 代表:福田 真嗣)外部リンク
個々人によって異なる腸内環境を適切に分類し、腸内環境のタイプに合わせたアプローチを行い、健康維持・疾患予防を目指す層別化ヘルスケアサービスの開発

メディギア・インターナショナル 株式会社(神奈川県横浜市 代表:田中 武雄)外部リンク
医師の手技レベルに左右されず医療の均質化を容易に実現する「腫瘍標的型低侵襲療法」を開発

UBiENCE 株式会社(東京都中央区 代表:武内 博文)
主に癌・アンメットメディカルニーズを適応症とする標的タンパク質分解誘導薬の研究開発
URL:準備中

LeapMind 株式会社(東京都渋谷区 代表:松田 総一)外部リンク
小型、省エネ設計の「組込み型Deep Learning」ソフトウェア・ハードウェアの開発

担当

特許庁 総務部企画調査課長 小松
担当者:沖田、進士

電話:03-3581-1101(内線 2156)
03-3592-2911(直通)
03-3580-5741(FAX)

E-Mail:PA0940@jpo.go.jpメールリンク
※新型コロナウイルス感染症対策により、職員不在の場合が多いため、上記メールを活用ください。