2020年8月11日

8月8日(土曜日)に、神奈川県内で火災事故(人的被害なし)が発生しました。

1. 事故の概要

8月8日(土曜日)に、神奈川県で火災事故が発生しました。これに関して、ガス事業法に基づき、東京瓦斯株式会社(法人番号:6010401020516)から関東東北産業保安監督部に事故の報告がありました。詳しい事故の状況は以下のとおりです。

また、同様の情報を本日、産業保安のホームページに掲載しますので、併せてお知らせします。

事故発生日時

2020年8月8日(土曜日) 午後3時30分頃

事故発生場所

神奈川県

人的被害

なし

物的被害

ガスコードのソケット及びガスコンセント・カバー等の一部焼損

事故概要

一般集合住宅において、ガスコードのソケット及びガスコンセント・カバー等の一部を焼損する火災事故が発生しました。東京瓦斯株式会社からは、炊飯器用に接続されたガスコードの接続が不完全な状態であったことから、ガス栓の過流出安全機構が作動しない程度の未燃ガスが漏えいし、ガスこんろ点火操作時のスパークもしくは燃焼炎に引火したものと推定されるとの報告があり、現在詳細を東京瓦斯株式会社が調査中です。

供給事業者

ガス小売事業者

ガス種

13A

機器分類

接続具

参考情報

製造者:日東工器株式会社
型式:ガスコードL型
製造年月:調査中

2.注意喚起について

  • ガス機器を使用中に異常を感じた場合は、すぐにガス事業者またはガス機器メーカーへ連絡してください。
  • ガス臭いと感じたら、すぐガス事業者に連絡してください。
    また、以下の項目についても実行してください。
    ・ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
    ・使用中の火気は全部消してください。
    ・火気は絶対に使用しないでください。
    ・着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対に手を触れないでください。
    ・窓や戸を大きく開けてください。
  • 「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知できる警報器(ガス・CO警報器)の設置をおすすめします。
    ・「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知すると、ランプと音声でお知らせします。
    ・ガスの種類によっては、ガス警報器とCO警報器をそれぞれ設置する必要があります。
  • 経済産業省のホームページにガス事故防止のためのパンフレット等を掲載しております。是非御覧ください。

担当

産業保安グループ ガス安全室長 月舘
担当者:石津、岡田

電話: 03-3501-1511 (内線 4931~7)
03-3501-4032 (直通)
03-3501-1856 (FAX)