令和2年8月3日

 8月3日、東京において、我が方茂木敏充外務大臣と先方ジョセフ・M・ヤング駐日米国臨時代理大使(Mr.Joseph M. Young, Chargé d’Affaires ad interim, Embassy of U.S.A. in Japan)との間で、日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定に基づく指揮、統制、通信、コンピュータ、情報、監視及び偵察の能力(C4ISR能力)に係る共同研究に関する書簡の交換が行われました。

1 本件共同研究は、日米がそれぞれ異なるネットワークを保有していることから、両国のネットワークの間のインターフェースについて研究し、技術的な有効性を検証するものです。本共同研究の成果は、C4ISR能力に係るネットワークについて、その安全性・柔軟性の向上に資するものになると期待されます。

2 同共同研究の実施のための交換公文については、日米間で推進する防衛協力の一環として、日米両政府間において協議が行われてきたところ、今般、双方の間で最終的な了解を得るに至り、標記の書簡の交換を行うこととなったものです。