~新たに約36万人が「技能士」に~

 厚生労働省ではこのほど、令和元年度「技能検定」の実施状況をまとめましたので、公表します。受検申請者数の合計は87万1,451人で、前年度に比べ6万4,145人(7.9%)増加し、合格者数は36万3,733人となりました。大きく増加したのは、技能実習生が受検する基礎級と随時級、高校生など学生中心に受検する3級などです。
 技能検定制度は、働く上で身につけるべき、または必要とされる技能の程度を国が証明するもので、現在130職種で実施しています。この検定に合格した人だけが「技能士」を名乗ることができ、昭和34年度の制度開始から今回の実施までで、延べ約734万人が合格しています。
 
【令和元年度の実施状況の概要】  

・受検申請者数の合計は87万1,451人で、前年度比で6万4,145人(7.9%)の増加 [別添P1-1参照]
・合格者数の合計は36万3,733人で、前年度比で3万9,660人(12.2%)の増加
・合格率は41.7%と前年度(40.1%)とほぼ同水準。[別添P1-1参照]
・制度創設当初からの合格者数の累計は、733万7,788人 [別添P4-4参照]
・職種別に見ると、最も受検申請者数が多い職種はファイナンシャル・プランニングで47万4,596人 [別添P2-3、同3-4参照]
・等級別に見ると、最も受検申請者数が多い等級は2級(中級相当)で、32万8,805人 [別添P1-2(2)参照]
・最も受検申請者数が増加した等級は随時3級(初級相当)で、前年度比で46.1%の増加[別添P1-1参照]

(別添資料)令和元年度「技能検定」実施状況
 
 ※ 技能検定関連の情報は、ポータルサイト「技のとびら」でご覧いただけます。
    https://waza.mhlw.go.jp/