令和2年7月27日
7月27日、午後5時35分頃から約25分間、茂木敏充外務大臣は、アブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン・アラブ首長国連邦（UAE）外務・国際協力大臣（H.H. Sheikh Abdullah bin Zayed Al Nahyan, Minister of Foreign Affairs and International Cooperation of the United Arab Emirates）と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、茂木大臣から、20日早朝に行われた我が国のH-IIAロケットによるUAE火星探査機の打ち上げの成功に祝意を述べました。これに対し、アブダッラー大臣から、日本の協力に感謝するとの発言がありました。
- 茂木大臣から、4月から5月にかけて、エティハド航空やエミレーツ航空の臨時便によりUAEに在住する邦人の帰国が実現したことに関し、UAE政府の協力に謝意を述べました。両大臣は、両国に滞在する自国民保護等をはじめ、新型コロナウイルス対策で引き続き協力していくことで一致しました。
- また、両外相は、日・UAE投資協定の早期発効に向けた取り組みを歓迎し、「包括的・戦略的パートナーシップ・イニシアティブ（CSPI）」に基づき、二国間関係を一層強化していくことを確認しました。
- 両外相は、中東情勢や国際場裡における協力についても意見交換を行い、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。