1.後期高齢者医療広域連合の財政状況(別紙1)
(1) 収入・・・ 保険料収入(1兆2,365億円)は、被保険者数増等により対前年度比3.8%増となっている。また、国庫支出金、都道府県支出金、市町村負担金及び後期高齢者交付金は、保険給付費増により増加している。
(2) 支出・・・ 保険給付費(15兆1,466億円)は、被保険者数増等により対前年度比2.1%増となっている。
(3) 収支状況・・・ 単年度収入(経常収入) 15兆5,253億円、単年度支出(経常支出)15兆5,100億円であり、単年度収支差引額(経常収支差)は153億円となっている。
国庫支出金等精算後の単年度収支は▲12億円となっているが、これは平成30年度・令和元年度保険料が、前年度までの剰余金を活用することを見込んで設定されていること等によるものである。
単年度収支に前年度からの繰越金等を反映すると、収入合計16兆365億円、支出合計15兆6,014億円であり、収支差引合計は4,351億円となっている。
 
2.被保険者数等(別紙2)
(1) 被保険者数は、平成30年度末現在1,772万人で、平成29年度末より2.9%(50万人)増となっている。
(2) 保険料収納率は、平成30年度全国平均99.40%で、平成 29年度より0.04%ポイント増となっている。
 
(出所) 後期高齢者医療事業状況報告及び厚生労働省保険局高齢者医療課調べ