2020年7月21日(火曜日)
10時28分~10時33分
於:本館1階中庭側ロビー

冒頭発言

おはようございます。初めに、私から2点申し上げます。

熊本県・福岡県・大分県出張

まず1点目、これから明日にかけて7月豪雨で大きな被害を受けた熊本県、福岡県、大分県を訪問してまいります。被災地に寄り添った支援策を検討していくためにも、私自身で被害の現場や被災企業の皆様の実情を確認をし、県知事、市長、村長のほか、商工関係の皆様の意見をよく拝聴してまいりたいと考えております。

経済産業省幹部人事異動

2点目、本日、多田内閣府政策統括官を大臣官房長に登用する人事異動について閣議で了承をされました。発令は8月1日になります。

私からは以上です。

質疑応答

Go To イベント、Go To 商店街

Q:「GoToイベント」について、都内の劇場でもクラスターが発生し、政府でも来月からの緩和について見直しが進んでいますが、改めて、今回の事業の進捗とそれを改めるようなお考えについては。

A:私どもの担当ということでいいのかな。

Q:はい。

A:8月以降のイベント開催制限の段階的緩和の方向性については、内閣官房に設置された「新型コロナウイルス感染症対策分科会」において議論が行われるものと承知をしております。

経済産業省としては、「GoTo商店街」や「GoToイベント」の事務局の募集を本日締め切る予定にしております。来週開催予定であります第三者委員会による審査を経て、採択先を決定することとしております。その後の具体的なキャンペーンの開始時期等につきましては、分科会における議論の推移を注視するとともに、業界別のガイドライン等の感染症対策の実施状況、地域ごとの感染症流行状況等を勘案して決定をしてまいりたいということであります。状況をしっかりと見た上で実施をしていきたい。ただ、やってほしいという声もある中でどうするかというのは大変難しい判断になるかと思いますけれども、そういった関係者の意見をよく聴いた上で判断をしてまいりたいと考えています。

持続化給付金

Q:持続化給付金ですが、1次補正分の中間検査及び2次補正分の業者の選定、それぞれについて進行状況やスケジュール等で何か見えているものがあればお聞かせください。

A:中間検査については、サービスデザイン推進協議会において、必要な証憑類の整理を行いつつ、公認会計士協会による検査方針の確認などの協力を得て、中小企業庁の職員がそれらの書類について順次確認を進めているところであります。

公認会計士協会でチームを組んでいただいて、指導をいただいているということであります。

入札については、入札可能性調査で入札への参加意思を表明した事業者に対するヒアリングの結果や昨日の「調達等の在り方に関する検討会」での議論も踏まえて、入札の具体的な進め方を今検討しているところであります。準備を進めているところだということであります。

Q:何か具体的に見えている時期は、今のところございませんか。

A:入札の具体的な進め方を今検討しているところで、準備が整い次第、速やかに入札を開始したいと思っています。

Q:もう来週、再来週というような感じですか。

A:そういう──私からは申し上げられませんけれども、そういう時間の感じですね。

令和2年7月豪雨による被災地への支援

Q:今日の午後からの視察に関して、1つお伺いします。

被災地の中小企業者にはグループ補助金の適用を求める声が非常に強いんですけれども、今日、今から現地の声を聞いてくるということなんですが、グループ補助金に関しての検討状況でありますとか、適用の見通しについての御所見お願いします。

A:激甚災害になっております。本激になっておりますので、今までの例から言いますと、本激であれば、そういう手法で支援をしていくということになるわけですけれども、状況を見ながらどれがいいのか。上限額とか。広く被災者が多いというようなこともあるでしょうし、そういったどの制度が使いやすいのか、使い勝手がいいのかということも含めて、いろいろ商工関係者、また被災企業そのものからもお話を聴いてまいりたいと思いますし、できる限りの支援をしてまいりたいという中で行政の関係者、商工関係の関係者、また被災企業の皆さんとお話をしてまいりたいと思っています。

Q:適用に向けては前向きなお考えということでいいのですか。

A:ということですね。事業を再開するために何が必要なのかということで、もし、そういう御希望が多ければ、それはそういう声を反映して、政府としてのパッケージを作っていく、支援パッケージを作っていくということになろうかと思います。
ありがとうございました。行ってまいります。

以上

最終更新日:2020年7月21日