令和2年7月16日

1 2022年に予定されている第8回アフリカ開発会議(TICAD8)をチュニジアで開催することについて、TICAD共催者間の協議を経て、正式に決定しました。アフリカでの開催は、2016年にケニアで開催されて以来、2回目となります。

2 アフリカは、21世紀最大のフロンティアである一方、紛争や貧困など多くの課題に直面しております。中でも、新型コロナウイルス感染症は、保健・医療面を始めとして、アフリカが抱える脆弱性を浮き彫りにしています。

3 こうした中で、四半世紀を超える歴史を誇るTICADは、保健分野を含むアフリカの開発課題に取り組む多国間の国際会議として、その意義を高めています。

4 日本としては、昨年8月に横浜で開催されたTICAD7の成果を踏まえ、TICAD8に向け、アフリカ自身が主導する発展を引き続き力強く後押ししていく考えです。

[参考]アフリカ開発会議(TICAD)
 アフリカ開発をテーマとする国際会議で、国連、国連開発計画(UNDP)、世界銀行及びアフリカ連合委員会(AUC)がTICADの共催者となっている。1993年の第1回会議以降、日本で開催されてきたが、2016年に第6回会議を初めてアフリカ(ケニア、ナイロビ)で開催。また、昨年の第7回会議は横浜で開催された。