(令和2年7月10日(金)11:01~11:05 於)復興庁6階記者会見室)

1.発言要旨
おはようございます。
  1点目でございます。昨日9日、大臣就任後初めて千葉県及び茨城県の被災地を訪問いたしました。当初予定していた訪問が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期となり、この時期での訪問となったわけでございます。千葉県旭市、茨城県潮来市、鹿嶋市、大洗町、北茨城市の各市町の首長の皆さんから、直接お話をお伺いし、農業、漁業などの生業(なりわい)も含めた、各市町の復興が着実に進展していることであると、復興に向けた現地の方々の御尽力を、改めて実感したところでございます。
  また、私自身、亡くなられた方々に、本当に心からの黙祷を捧げさせていただいたところでございます。例えば、両県に大きな被害をもたらした液状化への対策については、今後の災害への予防にもつながる最新の取り組みについても伺うことができました。今後も現場主義を徹底し、一日も早い被災地の復興の実現に向けて全力で取り組んでまいりたいと思います。
  2点目であります。令和2年度の新事業ハンズオン支援事業の案件選定についてであります。復興庁では、民間の企業や団体から派遣されている職員14名の知見を生かしながら、被災地域企業の販路拡大や新商品開発など、新たな付加価値を生み出す取り組みを支援しています。このたび、本年度の事業として4件を選定いたしましたので、お手元の資料をご覧いただければと存じます。
  例えば、福島県の南相馬市と浪江町に所在の食品製造加工業者から成る共同体に対して、みそ、しょうゆ、製麵など、互いの原料を持ち寄った新商品の開発による地域ブランドの向上など、事業者に寄り添った支援を行います。詳細は、後ほど事務方から説明をさせていただきたいと存じます。
  以上でございます。

2.質疑応答
なし

(以  上)