2020年7月10日

経済産業省は、7月10日(金曜日)に「スマート保安官民協議会 高圧ガス保安部会」を開催し、スマート保安推進に向けて、先進的な取組を行う事業者と共に官民アクションプランを策定しました。

1.目的

石油・化学プラントでは、設備の高経年化や労働力不足などの構造的問題に対処するため、IoTやAIなどの新技術の導入が喫緊の課題です。

そのため、スマート保安官民協議会の下に設置した「高圧ガス保安部会」を7月10日(金曜日)に開催し、スマート保安を推進するために官民それぞれが実施する事項をまとめたアクションプランを策定しました。

今後、官民はこれに基づく取組を実施し、石油・化学プラントの安全性と効率性を向上させていきます。

2.具体的なアクション例

<民のアクション>

  • ウェアラブル機器と5Gを活用した作業支援
  • ドローンによる高所・危険領域点検
  • デジタルツインによるシュミレーションと状態可視化
  • AIによる運転パラメータ自動最適化

<官のアクション>

  • 高圧ガス保安制度の総点検(ドローンによる目視点検の代替など)
  • スマート保安を推進する認定事業所制度のインセンティブ設計見直し
  • 防爆ドローンの実証・開発支援
  • AIを安全に利用するためのガイドラインの策定

3.高圧ガス保安分野 スマート保安アクションプラン

こちらを御覧下さい。

スマート保安官民協議会 高圧ガス部会保安分野 スマート保安アクションプラン外部リンク

4.高圧ガス保安部会配付資料

担当

産業保安グループ高圧ガス保安室長 伊藤
担当者: 高原 、末吉

電話:03-3501-1511(内線 4951)
03-3501-1706(直通)
03-3501-2357(FAX)