令和2年7月10日

ビーガン米国務副長官兼北朝鮮担当特別代表による茂木外務大臣表敬1

ビーガン米国務副長官兼北朝鮮担当特別代表による茂木外務大臣表敬2

 7月10日、10時40分頃から約1時間、茂木敏充外務大臣は、訪日中のスティーブ・ビーガン米国務副長官兼北朝鮮担当特別代表(Mr. Stephen E. Biegun, Deputy Secretary of State and Special Representative for North Korea of the United States)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

1 冒頭、茂木外務大臣から、ビーガン米国務副長官の訪日を歓迎するとともに、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大にあっても、日米が連携して自由で開かれたインド太平洋を維持・強化することが重要である旨述べました。また、過去60年を通じて、日米同盟は強化されてきたが、新型コロナウイルスの感染拡大や地域の安全保障環境の変化の中で、時代に即した形で日米同盟を一層深化させるべく、米国と取り組んでいきたい旨述べました。

2 これに対し、ビーガン米国務副長官から、訪日に向けた日本政府による様々な調整に謝意が示されるとともに、米国も、新型コロナウイルスの感染拡大という厳しい挑戦に直面しているが、引き続き、インド太平洋地域に関与し続ける決意である旨発言がありました。また、ビーガン米国務副長官から、日米同盟についての大臣の御発言に賛同する、日米同盟はこの半世紀の間、アジアの平和、安定、繁栄の礎であり、新しい時代に即して更に発展させていきたいとの発言がありました。

3 その上で、両者は、強固な日米同盟の下で、北朝鮮情勢を含む地域情勢や国際社会における共通の課題に連携して取り組んでいくことを確認し、幅広く意見交換を行いました。