令和2年6月26日

 6月26日,日本と北大西洋条約機構(NATO)は,国別パートナーシップ協力計画(IPCP)を改訂しました仮訳(PDF)別ウィンドウで開く英文(PDF)別ウィンドウで開く)。IPCPは2014年5月にはじめて策定され,今回は,2018年5月に続く2回目の改訂となります。

1 日本とNATOは,自由,民主主義,人権及び法の支配という共通の価値並びに戦略的利益を共有する,信頼できる必然のパートナーです。具体的には,サイバー,海洋安全保障,人道支援・災害救援,女性・平和・安全保障等の危機管理・国際協力分野における実務的な協力を重ねてきています。

2 IPCPは,日・NATO協力を一層進展させることを目的としており,今回の改訂では,協力の優先分野に人間の安全保障を追加しました。NATOとは,東アジア情勢を含む国際的な安全保障環境につき認識を共有し,共通の課題に取り組む考えです。

3 今回のIPCPの改訂を通じ,日・NATOによる国際社会の平和と安定に対する貢献が一層進むことが期待されます。