令和2年6月22日、安倍総理は、総理大臣官邸で第10回原子力防災会議を開催しました。

 会議では、女川(おながわ)地域の緊急時対応の確認結果、及び原子力災害対策マニュアルの改訂について報告がされました。

 総理は、会議での報告を踏まえ、次のように述べました。

「本日、女川地域の緊急時対応を了承しました。半島部や離島を含むこの地域においては、複合災害にも備えた重層的な避難手段を確保する必要があり、今回の緊急時対応の策定に当たって、宮城県を始め、関係自治体、関係機関の御協力に感謝申し上げます。
 災害対策に終わりはありません。国としても引き続き、関係自治体、事業者と緊密に連携しながら、今後の訓練などを通じて今回の緊急時対応を継続的に検証、改善してまいります。
 また、今回の緊急時対応には、今般の新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、避難に当たっては密集を避け、極力分散を図ることとするなど、被ばく防護措置と感染防止対策の両立も図っています。万が一に、しっかりと備え、国民の生命、身体や財産を守ることは政府の重大な責務です。今後とも関係大臣は協力して、原子力災害対応に万全を期してください。」

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