(令和2年6月12日(金)8:45~8:49      於)衆議院本会議場中庭側廊下)

1.発言要旨
  おはようございます。
  1点目、昨日11日、第34回の復興推進委員会を開催いたしました。私は国会対応のために出席はできませんでしたけれども、今後の復興の取り組み等について、有益な御意見をいただいたと報告を受けております。いただいた御意見を踏まえ、引き続きしっかりと復興の取り組みを進めてまいりたいと思います。
  2点目であります。今週火曜日、「風評の払拭に向けて」のパンフレット2020年度版(日本語版英語版)を公表いたしました。福島における空間線量率の状況だとか食品の安全性等について、毎年度更新をしておるものでございます。今回は新たなグラフを追加するなどの充実を図っております。日本語版と英語版のほか、中国語・韓国語版も作成し、国内外への風評払拭に活用してまいりたいと思います。
  3点目であります。東北6県へのインバウンド誘客を行う「新しい東北」交流拡大モデル事業に、今年度は26の応募があり、7つの案件を選定いたしました。本事業は、誘客が可能となる時期に備えて、あらかじめ魅力的な旅行商品の造成や、あるいは地域の受入態勢整備などを進めるためのものであります。本事業を通じてコロナ収束後における東北の観光復興の取り組み再開に向け、現段階からの戦略的な支援に取り組んでまいりたいと思っております。
  以上でございます。

2.質疑応答
(問)今回改定した新しい風評の払拭に向けてのパンフレットですけれども、新しいグラフを追加したりというふうなことで改定版がありますが、今回の見直しをもとに、どのように情報発信につなげていきたい考えでいらっしゃいますか。
(答)本当のことを言いますと、国内外のいろんなキャンペーン、私自身が足を運んでいろんなことを考えていたんですけれども、海外も含めていろんな計画を持っておりましたけれども、今回それが頓挫した状況にあるわけでございます。いずれにしましても、今後新型コロナウイルス感染症に係ることで、いろんな活動ができなかった分、発信力はいろいろと電波等を通じてやってきたわけでございますけれども、今後私自身が、体が動く限りスケジュールを組んで、可能な限り内外に努力していきたい、このように思っております。このパンフレットもそういう意味では、ぜひひとつ新しい形で活用していただければと思っております。

(以  上)