厚生労働省は、このたび、令和2年度の「安全衛生に係る優良事業場、団体又は功労者に対する厚生労働大臣表彰」の受賞者として、17の事業場と35名の個人を決定しましたので、公表します。
 それぞれの賞ごとの受賞事業場・受賞者数は以下のとおりであり(詳細は別添参照)、このうち、特に優れた事業場に贈る「優良賞」、特に優れた個人に贈る「功労賞」については、例年、中央表彰式を行っているところですが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、開催を中止することとしました。
 表彰状の伝達については、本省より郵送で受賞者に伝達を行う予定としています。
 


【令和2年度 受賞事業場・受賞者数】
(1)優良賞(7事業場)
                   安全衛生に関する水準が特に優秀で、他の模範と認められる事業場
(2)奨励賞(10事業場)
                   安全衛生に関する水準が優秀で、他の模範になると認められる事業場
(3)功労賞(3名)
                   長年、労働安全衛生に尽くし、日本の安全衛生水準の向上・発展に多大な貢献をした個人
(4)功績賞(28名)
                   安全衛生活動の指導的立場にあり、地域、団体、関係事業場の安全衛生水準の向上・発展に多大な貢献をした個人
(5)安全衛生推進賞(4名)
                   長年、安全衛生関係の業務に従事し、地域、団体、関係事業場の安全衛生水準の向上・発展に多大な貢献をした個人
 

【参考「安全衛生に係る優良事業場、団体又は功労者に対する厚生労働大臣表彰」とは】
 労働安全衛生法では、働く人の安全と健康を確保し、快適な職場環境をつくるため、事業主に労働災害の防止に取り組むよう定めています。この表彰は、災害が起こっていない期間が特に長く、職場のリスクを低減する取組が特に活発に行われているなど、他の模範と認められる優良な事業場や団体をたたえるものです。
 また、事業者団体の役員や学識経験者などで、長年にわたり安全衛生活動の指導的立場にあり、地域、団体または関係事業場の安全衛生水準の向上・発展に多大な貢献をした功労者なども対象となります。
 
[添付資料]
 別添 令和2年度「安全衛生に係る優良事業場、団体又は功労者に対する厚生労働大臣表彰」受賞者名簿