令和2年6月4日
農林水産省

農林水産省では、環境に配慮した生産活動により生み出される価値を見える化し、消費者の購買行動がこれを後押しする持続可能な消費をさらに促進するため、「あふの環(わ)2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~」(以下「あふの環プロジェクト」という。)を立ち上げます。
消費者の購買行動には日本の食と農林水産業を守り育てていく力があることをあふの環プロジェクトを通じて発信していきたいと考えています。食と農林水産業に関わる様々な立場の皆様の積極的な参加をお待ちしています。

1.概要

2015年の国連サミットにおける「持続可能な開発目標(SDGs)」の採択以降、SDGsへの関心は世界的に高まっています。
SDGsのゴール12には、「つくる責任 つかう責任」が位置づけられており、食品・農林水産物の生産と消費の両面を持続可能なものにしていくことが求められています。農林水産省では、「持続可能な生産消費形態のあり方検討会」中間取りまとめ(令和2年3月30日)(別添3参照)を踏まえ、幅広く関係者の連携を強め取組を加速するため、「あふの環プロジェクト」を立ち上げます。
昨今の新型コロナウイルスによる影響下において、多くの食や農林水産業の関係者によりこの国の生活が支えられていることに改めて気づいた方々も多いと思います。一方で、この国の生活を支える農林水産業・食品産業は、健全な環境なくして持続的に発展していくことはできません。
本プロジェクトは、現在の生活者が、日々の選択を通じて次の世代も豊かに暮らせる未来(別添4参照)を創るため、生産から消費までのステークホルダーの連携を促進し、食料及び農林水産業に係る持続的な生産消費を達成することを目指して以下の活動に取り組みます。

(1)プロジェクトメンバーを主な対象とした勉強会・交流会の開催
(2)プロジェクトメンバーの「サステナ宣言」と取組概要を農林水産省HP(日・英)に掲載(英文記事の作成支援含む)
(3)サステナブルウィーク等「持続可能な生産消費形態のあり方検討会中間取りまとめ」(令和2年3月30日)(別添3)に記載のある取組等への参加を通じた消費者への働きかけ

ついては、食と農林水産業に関わる立場の皆様を対象に、本プロジェクトへ参画するメンバーを募集します。

2.プロジェクトメンバー募集概要

事務局:農林水産省大臣官房政策課環境政策室
募集時期:令和2年6月4日より募集開始
募集対象:企業、農林水産事業体、教育機関、国際機関、地方公共団体、NGO/NPO、民間団体等

プロジェクトの詳細、登録方法等につきましては以下の特設サイトを御覧ください。
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/sustainable2030.html

<添付資料>
あふの環2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~リーフレット(別添1)(PDF:1,312KB)
あふの環2030プロジェクト~食と農林水産業のサステナビリティを考える~規約(別添2)(PDF:437KB)
持続可能な生産消費形態のあり方検討会中間取りまとめ(別添3)(PDF:283KB)
持続可能な生産消費形態のあり方検討会中間取りまとめ広報用資料「サステナブルな未来」(別添4)(PDF:983KB)

お問合せ先

大臣官房政策課環境政策室

担当者:永田、古田
代表:03-3502-8111(内線3297)
ダイヤルイン:03-6744-2017
FAX番号:03-3591-6640

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader