2020年5月29日

同時発表:国立研究開法人新エネルギー・産業技術総合開発機構

オープンイノベーションを含めた日本のイノベーション創出の現状と課題の整理等を目的に、「オープンイノベーション白書第三版」を取りまとめました。
第三版は、「オープンイノベーションを理解するためにイノベーションを正しく理解する」ことが必要との認識の下、イノベーションの本質に立ち返って最新の関連データやイノベーション推進事例とともに、日本のイノベーションにおける強み・弱みを含めた特徴を整理、日本においてイノベーションを創出する方策を検討し、提示しました。

1.概要

オープンイノベーション白書ではこれまでにイノベーションの有効な手段としてオープンイノベーションの効果的な手法や事例を整理してきましたが、改めて「オープンイノベーションを理解するためにイノベーションを正しく理解する」ことが必要と考え、「第三版」は、イノベーションの本質に立ち返ってオープンイノベーションを含む日本のイノベーション創出の現状と課題について、データ等のデスクトップ調査やヒアリングにより、イノベーション創出パターンの変遷、各業界・各国におけるイノベーション事例、日本におけるイノベーション創出の現状の視点から調査を行い、日本のイノベーションにおける強みや弱みを含めた特徴を整理し、日本においてイノベーションを実現するに向けて考えるべきポイントや方策を取りまとめました。

2.「オープンイノベーション白書 第三版」のポイント

本白書は、オープンイノベーション推進などイノベーション創出に取り組む民間企業の経営者や社員の皆様がイノベーションを創出するにあたって「自分たちが何をすべきか」を検討する際に参考となる内容とすべく、定量データやデスクトップ調査、ヒアリング等から現状と課題を整理しました。

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オープンイノベーション白書 第三版 目次

第1章:イノベーションの重要性と変遷
第2章:各国・各業界におけるイノベーション創出の経緯
第3章:日本におけるイノベーション創出の現状
第4章:国内・海外のイノベーション推進事例
第5章:日本のイノベーション創出にむけた課題と方策
第6章:イノベーション創出に向けた活動報告

 

3.調査時点について

本白書は2020年1月時点までのヒアリングや調査に基づいて作成されたものです。

オープンイノベーションの創出等について、新型コロナウイルス感染症がどのような影響を与えるかについては、引き続き注視していくことが必要となります。

国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)(オープンイノベーション・ベンチャー創造協議会(JOIC)事務局)

関連リンク

担当

産業技術環境局技術振興・大学連携推進課長 今里
担当者:三藤、望月

電話:03-3501-1511(内線3381~3384)
03-3501-1778(直通)
03-3501-9229(FAX)