令和2年5月28日

 5月28日,午後7時から約45分間,茂木敏充外務大臣はラヴロフ,セルゲイ・ヴィクトロヴィチ・ロシア連邦外務大臣(H.E. Mr. Lavrov, Sergey Viktorovich, Minister of Foreign Affairs of the Russian Federation)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1.  冒頭,両大臣は,新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大している現状を踏まえ,両国の状況や対策について意見交換するとともに,迅速検査キットを始め日露協力が進んでいることを歓迎しました。ラヴロフ大臣からは,日本の新型コロナウイルス感染症対策について高い評価が示されました。
  2.  両大臣は,新型コロナウイルスへの対応について具体的な協力を進めていくことは極めて重要であり,引き続き緊密に協力していくことで一致しました。
  3.  両大臣は,平和条約交渉,北方四島における共同経済活動,四島交流等事業,地域交流年等の日露間の協議や協力についてもしっかり進めていくために,事務レベルの協議を早期に開催することで一致しました。