2020年5月27日
5月25日(月曜日)に、大阪府内で火災事故(人的被害なし)が発生しました。
事故の概要
5月25日(月曜日)に、大阪府内で火災事故が発生しました。これを受け、ガス事業法に基づき、大阪ガス株式会社(法人番号:3120001077601)から中部近畿産業保安監督部近畿支部に事故の報告がありました。詳しい事故の状況は以下のとおりです。
また、同様の情報を本日、産業保安のホームページに掲載しますので、併せてお知らせします。
事故発生日時
2020年5月25日(月曜日) 午後11時39分頃
事故発生場所
大阪府
人的被害
なし
物的被害
風呂給湯器本体の焼損
事故概要
一般住宅において、風呂給湯器本体を焼損する火災事故が発生しました。大阪ガス株式会社からは、何らかの外的要因により給湯器本体配管接続部分が変形していたことからガスが漏えいし、その状態で瞬間湯沸器(風呂給湯器)を使用したため、瞬間湯沸器点火時の炎が漏えいした未燃ガスに引火したものと推定されるとの報告がありました。現在詳細を大阪ガス株式会社が調査中です。
供給事業者
ガス小売事業者
ガス種
13A
機器分類
瞬間湯沸器(風呂給湯器)
参考情報
製造者:株式会社ノーリツ
型式:GT-C1652SAWX
製造年月:2012年12月
2.注意喚起について
- ガス機器を使用中に異常を感じた場合は、すぐにガス事業者またはガス機器メーカーへ連絡してください。
- ガス臭いと感じたら、すぐガス事業者(ガス導管事業者)へ連絡してください。
- ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
- 使用中の火気は全部消してください。
- 火気は絶対に使用しないでください。
- 着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対に手を触れないでください。
- 窓や戸を大きく開けてください。
- ガス消費機器の定期保安点検にご協力ください。
- ガス事業者は消費者宅のガス消費機器について、定期的に点検を行っていますので、ガス事業者からご案内がありましたら、御協力ください。
- 「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知できる警報器(ガス・CO警報器)の設置をおすすめします。
- 「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知すると、ランプと音声でお知らせします。
- ガスの種類によっては、ガス警報器とCO警報器をそれぞれ設置する必要があります。
- 経済産業省のHPにガス事故防止のためのパンフレット等を掲載しております。是非御覧ください。
担当
産業保安グループ ガス安全室長 月舘
担当者:石津、岡田
電話:03-3501-1511(内線 4931~7)
03-3501-4032(直通)
03-3501-1856(FAX)