2020年5月15日
5月14日(木曜日)に、京都府内で火災事故(人的被害なし)が発生しました。
1.事故の概要
5月14日(木曜日)に、京都府内で火災事故が発生しました。これを受け、ガス事業法に基づき、大阪ガス株式会社(法人番号:3120001077601)から中部近畿産業保安監督部近畿支部に事故の報告がありました。詳しい事故の状況は以下のとおりです。
また、同様の情報を本日、産業保安のホームページに掲載しますので、併せてお知らせします。
事故発生日時
2020年5月14日(木曜日) 午後6時27分頃
事故発生場所
京都府
人的被害
なし
物的被害
2口ガス栓つまみの焼損
事故概要
学生寮において、ガス栓つまみを焼損する火災事故が発生しました。大阪ガス株式会社からは、学生が未接続のガス栓を誤って開放し、ガスが噴出・漏えいする中で、隣接するテーブルこんろに点火したため、漏えいした未燃ガスに着火したものとの報告があり、現在詳細を大阪ガス株式会社が調査中です。
供給事業者
ガス小売事業者
ガス種
13A
機器分類
2口ペアガス栓
参考情報
製造者:株式会社藤井合金製作所
型式:調査中
製造年月:調査中
2.注意喚起について
- 二口ガス栓でガス機器に接続されていない方の元栓を開けてしまう「ガス栓誤開放」事故が増えています。
未使用のガスの元栓を間違って開けてしまわないようにガードする「ガス栓カバー」を取り付けると事故防止に効果的ですので、詳しくはガス事業者におたずねください。 - ガス臭いと感じたら、すぐガス事業者(ガス導管事業者)へ連絡してください。
・ガス栓やメーターガス栓を閉めてください。
・使用中の火気は全部消してください。
・火気は絶対に使用しないでください。
・着火源となる換気扇、電灯等のスイッチに絶対に手を触れないでください。
・窓や戸を大きく開けてください。 - ガス機器を使用中に異常を感じた場合は、すぐにガス事業者またはガス機器メーカーへ連絡してください。
- 「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知できる警報器(ガス・CO警報器)の設置をおすすめします。
・「ガス漏れ」及び「不完全燃焼によって発生した一酸化炭素」を検知すると、ランプと音声でお知らせします。
・ガスの種類によっては、ガス警報器とCO警報器をそれぞれ設置する必要があります。 - 経済産業省のHPにガス事故防止のためのパンフレット等を掲載しております。是非御覧ください。
担当
産業保安グループ ガス安全室長 月舘
担当者:石津、岡田
電話:03-3501-1511 (内線 4931~7)
03-3501-4032 (直通)
03-3501-1856 (FAX)