令和2年5月7日

 5月7日午後2時半頃から約15分間,茂木敏充外務大臣は,ウルマス・レインサル・エストニア共和国外務大臣(H.E. Mr. Urmas Reinsalu, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Estonia)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 両大臣は,新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大している現状を踏まえ,それぞれの国の状況や感染拡大防止対策について意見交換を行いました。その中で,茂木大臣から,エストニアから要望をいただいているアビガン錠の提供を伝達し,レインサル外務大臣から,それに対する謝意が述べられました。その上で,両大臣は,感染拡大防止のために,最新のデジタル技術の活用を含め,緊密に連携していくことで一致しました。

2 レインサル外務大臣からは,今月,国連安保理議長国を務めているエストニアの取組に関する説明があり,エストニアとして,安保理改革を重視している日本とも連携していきたいとの発言がありました。茂木大臣からは,エストニアの国連安保理理事国としての活動を評価するとともに,引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。