5月6日、各自治体より、今般の新型コロナウイルス感染症の感染者108名、死亡者8名が報告されました。
 今回の公表で、国内感染者は15,300名(患者9,154名、無症状病原体保有者1,012名、陽性確定例(症状有無確認中)5,134名)となります。

【今回の公表に係る国内事例※1における増加人数】

  5月6日報告 過去の追加報告 重複計上 増加人数
感染者 108名 0名 0名 108名
死亡者 8名 0名 0名 8名

※1 チャーター便帰国者事例、空港検疫事例、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の感染者を除く。

 なお、これに加え、これまでにチャーター便で感染者15名(患者11名、無症状病原体保有者4名)、空港検疫で感染者148名(患者35名、無症状病原体保有者113名)が確認されており、合計すると15,463名となります。また、国内死亡者は551名となります。(死亡者数については、突合作業中の人数を含めて計上しています。)

 本件について、濃厚接触者の把握を含めた積極的疫学調査を確実に行ってまいります。

【国内のPCR検査陽性者数(今回の公表を反映)】

  国内事例※2 空港検疫 チャーター便
帰国者事例
合計
感染者 15,300名 148名 15名 15,463名
死亡者 551名 0名 0名 551名

※2 長崎県のクルーズ船におけるPCR検査陽性者を含む。
 
 
(その他)
今後とも、迅速で正確な情報提供に努めますので、国民の皆様への正確な情報提供に御協力をお願いします。なお、現場での取材は、患者の方のプライバシー保護といった観点からも、お控えください。
 
 
概要
(1)感染者108例(患者、無症状病原体保有者、陽性確定例を含む)
北海道:感染者23例
群馬県:感染者1例
埼玉県:感染者8例
千葉県:感染者2例
東京都:感染者38例
神奈川県:感染者7例
石川県:感染者3例
富山県:感染者3例
長野県:感染者1例
京都府:感染者3例
大阪府:感染者15例
兵庫県:感染者3例
福岡県:感染者1例
 
(2)死亡例8例
※詳細確認中

※概要については、前日から増加した感染者、死亡者について記載しており、過去の事例について報告された感染者、死亡者については記載していない。
 
詳細な情報については各自治体のホームページにてご確認ください。
 
※なお、自治体の公表資料の内容が当省の公表基準に合致しない場合には、当省の公表基準に合わせて公表することとしている。

 

◆国民の皆様へのお願い
〇国民の皆様におかれては、風邪や季節性インフルエンザ対策と同様にお一人お一人の咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、ハンカチ、袖などを使って、口や鼻をおさえる)や手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に努めていただくようお願いいたします。
○集団感染の共通点は、特に、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」です。
換気が悪く、人が密に集まって過ごすような空間に集団で集まることを避けてください。
※以下啓発資料について、配布や媒体掲載など、使用可能です。掲載の場合は『出典:首相官邸HPより』を記載してください。
会社・学校や人の集まる場所での掲示、周知など、用途に限らずご自由にダウンロード・印刷してお使いください。(加工・改変等はおやめください)

お願い1:外出はできるだけひかえてください。
やむを得ず外出する場合には、マスクを着用していただくようお願いします。

お願い2:「三密」(密集、密閉、密接)を避けましょう。
集団感染は、「換気が悪く」、「人が密に集まって過ごすような空間」、「不特定多数の人が接触するおそれが高い場所」という共通点があります。
      
 できるだけ、そのような場所に行くことを避けていただき、やむを得ない場合には、マスクをするとともに、換気を心がけていただく、大声で話さない、相手と手が触れ合う距離での会話は避ける、といったことに心がけてください。
                 
お願い3:咳エチケット(咳やくしゃみをする際、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖、肘の内側などを使って、口や鼻をおさえること)や手洗いをお願いします。
               
 
〇風邪症状があれば、外出を控えていただき、やむを得ず外出される場合にはマスクを着用していただくようお願いします。
○次の症状がある方は1.2.を目安に「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください

1.風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている
(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)
2.強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある
※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合

センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください
なお、 現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、 インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、 かかりつけ医等に御相談ください
 
【相談後、医療機関にかかるときのお願い】
〇帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診することはお控えください
○医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、手洗いや咳エチケットの徹底をお願いします