令和2年5月1日
農林水産省

農林水産省は、平成30年に発生した農作業死亡事故についてとりまとめました。

1.本調査の目的・方法

農林水産省は、全国における農作業に伴う死亡事故の発生実態及びその原因等を把握することを目的として、厚生労働省の「人口動態調査」に係る死亡個票等を用いて、平成30年1月1日から12月31日までの1年間の農作業死亡事故について取りまとめました。

2.調査結果のポイント

平成30年の農作業事故死亡者数は274人となり、前年より30人減少しました。
事故区分別では農業機械作業によるものが164人(59.9%)、農業用施設作業によるものが13人(4.7%)、機械・施設以外の作業によるものが97人(35.4%)となっています。
また、年齢階層別では、65歳以上の高齢者による事故が237人と死亡事故全体の86.5%を占めています。

3.農作業安全対策の推進

現在実施中の農作業安全確認運動*等の機会を活用し、関係機関と協力して、より一層、農作業事故防止に向けた取組を進めます。

*農林水産省では、3年後の令和4年の農業機械作業に係る死亡者数(平成29 年:211 件)の半減を目標に、「見直そう!農業機械作業の安全対策」を重点推進テーマとして、3月1日から春の農作業安全確認運動を実施しています。

4.参考

農作業安全対策
https://www.maff.go.jp/j/seisan/sien/sizai/s_kikaika/anzen/

<添付資料>
平成30年に発生した農作業死亡事故の概要(PDF : 248KB)
(参考)10万人あたり死亡事故発生件数の推移(PDF : 88KB)

お問合せ先

生産局技術普及課生産資材対策室

担当者:安全指導班 藤澤、小屋松
代表:03-3502-8111(内線4773)
ダイヤルイン:03-6744-2182
FAX番号:03-3597-0142

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