令和2年4月23日

 4月23日,午後5時40分頃から約20分間,茂木敏充外務大臣は,アイマン・サファディ・ヨルダン外務・移民大臣(H.E. Mr. Ayman Safadi, Minister of Foreign Affairs and Expatriates of the Hashemite Kingdom of Jordan)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 茂木大臣から,新型コロナウイルス感染症にかかるヨルダン政府の取組に敬意を表しつつ,ヨルダンに滞在していた邦人の帰国に際するヨルダン政府の支援に謝意を伝えました。これに対して,サファディ外相は,これまでの日本の支援に感謝するとともに,新型コロナウイルス感染拡大に向け日本と協力していきたいと述べました。
  2. 両外相は,昨日開催されたUNRWA閣僚級戦略対話(日本からは鈴木馨祐外務副大臣が参加)が非常に有意義であったことを確認しました。
  3. 両外相は,新型コロナウイルスによる影響で中東地域が不安定化しないことが重要であるとの認識を共有しました。そして,サファディ外相は日本の役割に期待する旨述べ,両外相は,地域及び国際的な課題へ対処していくため,引き続き緊密に連携していくことで一致しました。