令和2年4月22日

 4月22日午後0時40分頃から約30分間,先方からの要請に応じ,茂木敏充外務大臣は,ウィンストン・ピーターズ・ニュージーランド副首相兼外務大臣(Rt. Hon. Winston Peters, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs of New Zealand)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 両大臣は,世界的に新型コロナウイルス感染症が拡大する中,各国ごとの対応はもちろん,感染拡大防止対策を国際的に連携して行うことが極めて重要との認識で一致しました。

2 また,新型コロナウイルス感染症による困難な状況に加え,先のサイクロン・ハロルドで一部の太平洋島嶼国は大きな被害を受けており,この地域への支援は重要であり,昨年10月に両大臣が発出した「太平洋島嶼国地域での協力に関する共同宣言(PDF)別ウィンドウで開く」に基づき,緊密に意思疎通しつつ対応していくことを確認しました。

3 更に茂木大臣より,日本の感染防止策,医療体制の拡充,薬・ワクチン開発,経済対策につき説明し,今後も新型コロナウイルス感染症対策の情報・経験の共有を行っていくことで一致しました。

4 両大臣は,新型コロナウイルスというこれまで経験がない課題を克服するため,今後とも両国で緊密に連携することを確認するとともに,今後両国の「戦略的協力パートナーシップ」を更に強化していく意向を共有しました。