令和2年4月20日

 4月20日午後4時30分頃から約30分間,鈴木馨祐外務副大臣は,ペーター・マウラー赤十字国際委員会総裁(Mr. Peter Maurer, the President of the International Committee of the Red Cross:ICRC)と先方の求めに応じテレビ会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

1 鈴木副大臣から,「他の国際機関によるアクセスが困難な危険な紛争地域などで大きな存在感を示しているICRCを高く評価する」と述べました。また,「新型コロナウイルス感染症が拡大する中,引き続きICRCと協力していきたい」と述べました。

2 これに対し,マウラー総裁は,ICRCによる新型コロナウイルス感染症対策への取り組みを説明した上で,今後の更なる日本の支援に期待する旨述べました。

[参考1]赤十字国際委員会(ICRC)(PDF)別ウィンドウで開く
 スイス人アンリ・デュナンが紛争犠牲者の保護のための組織及び条約の必要性を提唱したことを受けて,1863年にジュネーヴにて設立。国際赤十字・赤新月運動の基本原則(人道・公平・中立・独立・奉仕・単一・世界性)に則り,主として保護(protection),救援(assistance),予防(prevention),各国赤十字・赤新月社への協力を実施。

[参考2]ペーター・マウラー赤十字国際委員会(ICRC)総裁
 1987年にスイス外務省入省以来,外交の場で活躍。2012年7月より現職。