開催日及び出席者

【開催日】
 令和2年4月7日(火)

【出席者】
 各国保健大臣等。日本からは、加藤厚生労働大臣が出席。

【結果】

  1. 会合では、インドネシアとともに、日本が共同議長国として進行役を担い、新型コロナウイルスへの対応に関する情報共有及びASEANにおける新型コロナウイルス対応強化のための協力・協調の推進に向けた意見交換が行われた。
  2. 会合では、加藤大臣が、新型コロナウイルスへの日本の対応として、クラスター等の封じ込め対策の強化、医療提供体制の確保、「3つの密」を避ける等の市民の行動変容に資する啓発対策等を紹介したほか、同日に行われた緊急事態宣言について説明した。また、ASEAN地域の感染症対策の推進に向けて引き続き協力する旨を表明した。
  3. ASEAN各国からは、各国の現状及び課題等の共有や、日本、中国、韓国に対する支援への期待が述べられた。
  4. 各国の発言を経て、共同宣言が採択された。共同宣言では、新型コロナウイルスに関する情報等の自由・オープン・透明かつタイムリーな共有を強化することや、ASEAN+3としての協力を継続し強化すること等が言及されている。

※参考
・ASEAN保健大臣会合HP(英語)
https://asean.org/joint-statement-special-video-conference-asean-plus-three-health-ministers-enhancing-cooperation-coronavirus-disease-2019-covid-19-response/