令和2年4月6日

 4月6日午後5時35分頃から約15分間,茂木敏充外務大臣は,ムハンマド・アル・サーニー・カタール国副首相兼外務大臣(H.E.Sheikh Mohammed Al-Thani, Deputy Prime Minister and Foreign Minister of the State of Qatar)と外相電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1.  両外相は,新型コロナウイルスの感染症対策に関して意見交換を行いました。
  2.  茂木大臣から,カタール航空の運航は,在外日本人の帰国にとって大変重要であるとして,運航の継続を要請したのに対し,ムハンマド外相より運航を継続する旨の発言がありました。
  3.  両外相は,(1)情報及び教訓・知見の国際社会での共有,(2)水際対策における関係国間での連携,(3)治療薬やワクチンの開発における官民の取組強化,国際協力,(4)各国に在留している国民の安全確保,人・モノの移動について,必要最低限の輸送手段の確保に向けた協力の4点について認識を共有しました。
  4.  両外相は,二国間関係を引き続き発展させていくことで一致しました。