国民生活基礎調査は、毎年、保健所・福祉事務所を経由して、調査員調査により実施している基幹統計調査
ですが、2020(令和2)年調査については、新型コロナウイルス感染症への対応等の観点から中止することとし、
本日、統計委員会の了承を得ましたので、お知らせします。

 

 

 中止の理由

○ 現在、保健所では、新型コロナウイルス感染症対策が最優先であること。
  ※ 本調査は、保健所職員が統計調査員の指揮監督や対象世帯からの問い合わせ対応等を実施。

○ 本調査では、統計調査員が世帯を訪問する際、時間をかけて説明・確認を行っているが、統計調査員と
  対象世帯の方との長時間の接触は好ましくないこと。

○ 結果精度の確保等の観点から、郵送調査への変更や時期の延期は困難な状況であること。
 

(参考)国民生活基礎調査とは

○ 厚生労働行政の企画や運営に必要な基礎資料を得ることを目的に、1986(昭和61)年を初年として3年
  ごとの大規模な調査を実施し、中間の各年は簡易調査を実施。

○ 2020(令和2)年は簡易調査年に該当。

○ 簡易調査年は、世帯票と所得票による調査。

○ 統計調査員が世帯を訪問して調査票を配布し、後日、統計調査員が回収する方法により実施。

○ 国民生活基礎調査の概要は、下記のページにも掲載しています。
  https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/20-21.html