令和2年3月27日
農林水産省


農林水産省は、令和2年3月27日(金曜日)、ハンガリーのバーチ・キシュクン県(Bács-Kiskun)及びチョングラード県(Csongrád)からの生きた家きん、家きん肉等の一時輸入停止措置を講じました。

1.経緯

ハンガリーのバーチ・キシュクン県のあひる農場において、高病原性鳥インフルエンザ(H5N8亜型)の発生が確認された旨、ハンガリー家畜衛生当局から通報がありました。 

2.対応

ハンガリー家畜衛生当局からの通報を受けて、同病の我が国への侵入防止に万全を期するため、令和2年3月27日(金曜日)、同国バーチ・キシュクン県及びチョングラード県からの生きた家きん、家きん肉等の輸入を一時停止しました。なお、当事例がチョングラード県も停止対象地域となるのは、バーチ・キシュクン県と同県との県境での発生であり、発生に伴う制限地域が同県にも及ぶためです。

※ 発生国又は地域から生きた家きん、家きん肉等の輸入を停止するのは、我が国で飼養されている生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではありません。

(参考)ハンガリーからの生きた家きん、家きん肉等の輸入実績

  2017年 2018年 2019年
生きた鶏のひな(羽) 0 12,335 0
(日本の総輸入量) (402,169) (514,381) (467,051)
家きん肉(トン) 768 1,369 1,329
(日本の総輸入量) (1,068,322) (1,088,481) (1,092,956)
家きんの卵(トン) 0 0 0
(日本の総輸入量) (26,607) (26,747) (25,852)

出典:財務省「貿易統計」

お問合せ先

消費・安全局動物衛生課

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