1.事案の概要
昨日、アメリカ(シカゴ)からの成田空港到着便(全日空11便、13時49分到着)について、検疫強化(14日間の待機・公共交通機関の利用禁止の要請)の対応をすべきところ、乗員16名、乗客112名(このうち乗り継ぎは36名のため、当該対象者は76名)を通常の検疫で通過させました。
当該便はシカゴ発3月25日11:00、日本時間にすると、時差+14時間(夏時間)であることから3月26日の1:00となるため、日本時間3月26日0:00からアメリカ全域に対して実施される検疫強化の対象であったが、時差計算を誤り、検疫強化の対象外であると誤認していたことが判明しました。
関係者の皆様にご心配、ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
 
2.今後の対応
成田空港検疫所では、航空会社から乗客名簿を取り寄せ、乗員、乗客に対し14日間の待機及び公共交通機関を利用しないことを要請し、質問票及び健康カードへ記入し、質問票の返送を依頼することにしています。
 
職員に対する注意喚起と管理・監督の一層の徹底を図り、今後このような事案が発生しないよう、再発防止に努めてまいります。