日時 | 令和2年3月19日(木曜日)8時47分~8時50分 於衆議院分館第17委員室前 |
---|---|
主な質疑事項 |
|
記者
新型コロナウイルスに関連して、職員の方々がテレワークと時差出勤を始められて、まもなく1か月になりますが、その後、地方も含めて現状はいかがでしょうか。また、新たな対応策があったら教えてください。
大臣
本省としては、本業に影響のない範囲でしっかりできていると思っております。3月13日(金曜日)現在ですけれども、時差出勤は、1,379人、全体の約30%。それからテレワークが、418人、9%でございます。それから地方組織につきましても、公共交通機関を用いる職場を中心にですね、時差出勤が、2,714人、対象職員の約41%。テレワークは、555人でありますので、できる限りぎりぎりのところで徹底させていただいているつもりでございます。
記者
生乳の卸のミルク・マーケット・ジャパン(MMJ)が、北海道内の一部酪農家から生乳の集荷を停止しているということが明らかになりですね、一部では生乳の廃棄もあるとのことですが、この問題について、農林水産省としてどのように対応するお考えか。
大臣
今、詳細な事実を確認中であります。これは大変な事であります。生乳の廃棄は、生産者の手取りに直結しますし、その原因、理由を明らかにする必要があると思います。とにかく流通はしっかりするということは、この酪農、加工原料乳にしても、生乳、牛乳向けにしても基本ですから。その状況を把握した上でですね、流通は確保できるように農林水産省としては対応していきたいと思います。
記者
聞き取り調査をしたりとか、そういうお考えはありますでしょうか。
大臣
当然、本省からも、それから北海道農政事務所からも調査には入らせていただくということになります。
記者
もう一点、それに関連してなんですけれども、2018年4月にですね、改正畜産経営安定法の施行とかですね、生乳改革、流通改革が行われまして、それについても見直すべきだという指摘もあるんですけれども、それについてはどのようにお考えでしょうか。
大臣
まあ、特にあの時にやりました、集送乳調整金のあり方とか、指定団体以外のとことか、しかし、いいとこどりは許さないということを基本理念でやりましたけれども、若干、そこにも綻びがあるのではないか、という御指摘があることは承知しております。制度はですね、いかなるものであっても不断に見直していくことは大事でありますから、生産者の方々、それから生産者団体の方々、いろいろな方々の御意見を聞きながらですね、今回のことを一つのきっかけになるかどうかはわかりませんが、現実として1,000tという大きなロットが浮いている状態になっている訳ですから、これは一つ議論のきっかけになるかもしれないというふうに思ってます。
報道官
他はございませんでしょうか、よろしいでしょうか。では、以上で終了します。ありがとうございました。
以上