令和2年3月18日
農林水産省


農林水産省は、令和2年度「J-Methods Farming実証事業(インド・グジャラート州)」に参画を希望される企業を募集します。

1.概要

アジアをはじめ発展途上国では、生産性の向上や、食の安全・安心に対応した質の高い農業生産への移行が求められており、我が国の保有する農業技術が活用され得る分野は今後も益々拡大することが見込まれています。
我が国の農業界は、優れた資材や農業機械、篤農家の蓄積してきた知見等、他国に比肩する高い水準の農業技術を有していますが、今までは、それぞれのメーカーが個別に海外展開する事例が多く、例えば、優れた資材を導入しても適正な栽培管理がなされなかったり、先進的な農業機械が導入されても使いこなす農業者の育成がなされなかったりすること等により、それぞれの要素技術の能力が十分に発揮されない事例が見られるところです。
このため、我が国の優れた農業技術をパッケージとして実証する日本農業のモデルルームを設置することで、「J-Methods Farming」(※)の実証を行います。
これにより、我が国農業界の海外進出を支援するとともに、発展途上国における農業生産性や農産物の品質の向上等を実現することを目的としています。
今回はインド・グジャラート州において令和2年度に行う「J-Methods Farming」の実証事業への参画を広く募集します。

 ※J-Methods Farmingとは
我が国農業界が海外展開することが見込まれる国や地域(対象国)において、
(ア) 対象国が農地や農業労働力等の農業資本を提供し、
(イ) 日系企業が種苗、農薬、肥料、農業機械等の農業技術を提供する
ことにより、対象国で日本の農業界の強みを最大限発揮し、対象国の農業生産性や農産物の品質等を飛躍的に向上させる取組です。事務局は農林水産省内の「J-Methods Farming推進ユニット」が務めます。
本事業は参画企業の応募状況等により中止する場合があります。

2.募集期間

令和2年3月18日(水曜日)~4月30日(木曜日)

3.応募方法

応募にあたっては令和2年度J-Methods Farming実施要項をご覧の上、応募様式を用いてお申し込みください。

<添付資料>
J-Methods Farmingの概略とこれまでの活動(PDF : 4,204KB)
【分割版(低画質)】その1(PDF : 1,944KB)その2(PDF : 2,000KB)その3(PDF : 589KB)
令和2年度J-MethodsFarming実施要項(PDF : 157KB)
J-Methods Farming参画申込書(WORD : 21KB)

お問合せ先

JMF推進ユニット(政策統括官付穀物課内)

担当者:坂田
代表:03-3502-8111(内線4824)
ダイヤルイン:03-3502-5959
FAX番号:03-6744-2523

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。

Get Adobe Reader